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カテゴリ:広島東洋カープ
『続・新人の躍進』
本日の広島は0-2で楽天に敗れ、得点力不足が気になるところです。 先発床田は先頭茂木にいきなり二塁打を浴びるも凌いだことが功を奏し、その後は僅か3安打に抑え込んで5回を投げて4安打4奪三振1四球1失点と好投を見せました(7:6:2)。 投球スタイルを見てみますと直球の平均は大凡140キロ前後(最速145キロ)で、スライダーやカーブ、フォーク、チェンジアップ(球速帯を見るにフォークとは恐らく別球種)と一通りの球種を持っています。 ただし、課題として挙がるのは加藤同様に球数が嵩んでいる点、5回で89球と加藤程ではないですが少々粘られている打席も見受けられました。 それでも加藤もですが先発5、6番手ならば十二分な内容なだけに、ここから更に成長を重ねてジョンソンや野村らに次ぐ先発投手になって欲しいところです。 後気になるのですが、加藤も床田もマスクを被ったのは會澤、彼らが先発として登板する際は會澤ということになるのでしょうか?少し気になるところです。 二番手福井は7回に四球と安打でピンチを作ると、スクイズで失点をして2回2四球1失点、相変わらず制球面に課題が残っています(2:3:0、内F1)。 三番手中崎は1回を投げて1安打無失点、インフルエンザで調整が遅れていましたが、ようやく実戦復帰となりました(2:0:0、内F2)。 一方野手陣は則本と共にエースの役割を期待されている先発岸の前に完全に沈黙、そんな中で丸が2安打と好調をキープ、隔年のきらいがあるかどうかの見極めの年ですが、今季も引き続き期待できそうでしょうか。 また、今季正念場となっている庄司が2安打を記録、元々ミート力や選球眼にも長けているだけに代打の切り札として出てくれれば面白い存在となりそうです。 『WBC情報』 昨日、日本がイスラエルを下して全勝で準決勝進出を決めました。 とはいえ、さすがに組み合わせを考えると準決勝進出はあくまでも最低限のノルマ、ここからがいよいよ本当の勝負となります。 今までの侍ジャパンと違って打線が非常に活発で、これまでの大会に比べて長打を打つ選手の割合が非常に多いように思います。 この辺りは日本の打者のレベルが確実に上がっていることを実感させます。 ただし、それとは逆に投手陣のまとまった失点が目立つのも気になるところ、石川や菅野といったエース級の投手がキューバやオランダに次々と失点しており、準決勝では誰を先発させるのか気になるところです。 個人的にはイスラエル戦で好投した千賀辺りが面白いのではないかと思います。 150キロを越える豪速球とフォークと今MLBで活躍している日本人投手らと同じ要素を持っているだけに、面白いのではないでしょうか。 準決勝の相手はまだ決まってこそいませんが、アメリカ、ドミニカ、プエルトリコ、ベネズエラの4ヶ国のいずれかが来ることは確定しており、そして皆様もご存じのとおり打線は1~9番まで全員がMLBのレギュラー選手、更に投手陣はアメリカとドミニカはほぼMLBの主力投手達で固めており、どの国が来ても脅威であることは疑いようもありません。 決勝へ進出して世界一を奪還することができるか、決勝ラウンドが非常に楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.16 20:46:09
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