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カテゴリ:広島東洋カープ
『大勝の裏の病根』
本日の広島は7-2で巨人に勝利しました。 先発岡田は最速152キロを計測するなどスピードも十分で、スライダーやカーブ、チェンジアップを駆使してほぼ毎回走者を出していましたが散発で全く危なげない投球、久々にゴロを多く打たせて長打も許さず四球も1つのみで6奪三振を記録するなど見事な投球で7回1失点に抑えて5勝目を飾りました(13:2:2、内F2)。 今日の投球内容はかつての大エース前田健太を彷彿させるものであり、後は突如制球を乱して四球連発をなくしてエースへの階段を昇って欲しいですね。 二番手一岡は先頭立岡が内野安打で出塁を許すと、二死となって坂本にタイムリー二塁打を浴びて1失点(1:2:0、内F1)、最後は中田が三者凡退に抑えて試合を締めました(1:2:0)。 一方野手陣は2回に安部が三塁打を放つも無得点に終わるなど嫌な展開でしたが、4回に先頭菊池が高々と上がった打球がレフトスタンド前列に入って先制、6回には先頭丸~松山まで4連打の猛攻で一挙に3点を奪います。 7回には菊丸コンビが連打でチャンスを作ると、丸が盗塁を決めて一死二三塁とし、鈴木が犠飛で1点を追加、8回にも2点を追加して7点を挙げました。 今日もマイコラス対策はばっちり、三振は二桁10個を記録するも129球を投げさせて後半に点を奪うことができました。 この対策もぜひ他の投手にも実践して欲しいところです。 個人では松山が本領発揮で2安打を記録して打率も.270代に乗り、頼もしい打者が復活しました。 ただ今日気になった点と不満な点が二つあります。 気になった点はエルドレッドがスタメンから外れた点、前回マイコラスから本塁打を放ったにもかかわらず外したのは何故か? しかも東京ドームですから守備よりも打撃を重視するべきであり、野間ではなくエルドレッドにするべきだったのではないでしょうか。 ただひょっとするとエルドレッドの体の調子が悪い可能性もあり、気になる点として挙げさせていただきました。 最後に不満だったのは佐藤を登板せなかった点、8回は先頭立岡からですし、重信や打順が廻れば阿部もおり、点差も6点差もあったのに何故投げさせなかったのかなと疑問に感じる次第です。 以前も指摘しましたが、今年の広島の投手起用は特定の投手に依存しすぎな感があり、選択肢を極端に狭めすぎているように思います。 何となくですが、日本シリーズの経験が投手起用に関してはマイナスに作用しているように思います(日本シリーズでもほぼ今村とジャクソンのみしか登板させませんでした)。 もう少し新しい投手を試す勇気が欲しいところです。 「野手陣 batted ball」 「対マイコラス」11:4:1(1HR)、「対戸根」3:1:0、「対田原」1:2:0
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最終更新日
2017.05.26 22:32:18
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