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カテゴリ:広島東洋カープ
『相手投手&打者の対策は?』
いよいよ明日、マツタスタジアムにて広島対阪神の首位攻防戦が行われます。 昨季は東京ドームにて巨人との首位攻防戦を9回表での逆転勝ちなどもあってマジックを点灯させ、ここから連勝街道を突き進んで優勝へ突き進みました。 明日の3連戦も最低でも勝ち越しを決めて優勝へと突き進みたいところです。 まず明日の先発ですが野村と藤浪の二人が発表されています。 こちらの先発野村、しかしながら対阪神戦は17回を投げて22安打と多く安打を打たれており、被打率も.324と他球団と比べても抜きん出て悪い傾向があり、非常に厳しい結果となっています。 特に阪神は糸井、福留、鳥谷など左打者に優秀な打者が並んでおり、左打者を苦手としている野村にとっては脅威となりそうです。 ただ鳥谷以外の二人はプルヒッターで、特に福留は逆方向への長打が全盛期に比べてめっきり減っており、かつての広角打法は影を潜めています。 個人的な印象だとこちらの捕手が変に複雑な配球にして甘く入ったところを打たれており、相手の思うツボになっているので基本的には外角低め一辺倒で良いように思います(ポテンヒットを防ぐためにライトを松山にしてレフトは別の選手を守らせるのも手かもしれません)。 また、前回の横浜戦のように特定のコース、特定の球種だけで勝負して野村を苦しめないように捕手には気を付けて欲しいところです。 また、糸井と福留の二人は塁が空いていれば最悪歩かせても構わず、下手に勝負して四球以上に大きな痛手を負わないようにして欲しいところです。 また、相手の先発藤浪は持ち得るポテンシャルは日本ハムの大谷にも引けを取らない程のものを持っていますが、どうもイップスを患っている可能性があり、かなりの制球難です。 特に右打者には特にその傾向が強く出ていて、何と右打者には131打席で40四死球を出しています。 逆に左打者には103打席で僅か7四球となっており、藤浪を攻略するには左打者を揃えるよりも右を揃えた方が良さそうです。 また、フィールディングにも難があり、送球が明らかにおかしいので塁に出れば犠打で敢えて投手の前に転がせるといった策も非常に有効で、セーフティバントも決めて見ても良いかもしれません(勿論投手の前に転がすこと)。 次に2戦目の先発は中村祐太と岩田の二人が予想されます。 中村祐太はFB投手で三振を奪う術はまだまだなく、どう転ぶかが計算しづらい面があります。 また、このところ1イニングで複数四球を出してしまう場面も見受けられており、四球を選んでくる阪神打線は脅威といえるかもしれず、今の中村祐太の力量を考えると4、5回辺りでの早めの継投を考えていきたいところです。 相手の先発岩田はGB投手で長打もあまり打たれる傾向はありませんが、四球を多く出す傾向にあり、田中や丸といった選球眼に長けた面々やミート力の高い打者らが球数を放らせ、四球をもぎ取っていきたいところです。 3戦目はジョンソンと秋山の二人が予想されており、投手戦となる可能性があります。 ジョンソンはこれまでと同じような右打者対策をしっかりしておけば早々打たれる可能性は低いように思います。 秋山は広島戦今季初登板、今季四球は僅かに11個しか出していないなど非常に制球力に長けた投手で、且つ奪三振率が7.55と非常に高い好投手です。 しかしながら被安打数は132.1回で131安打、被本塁打も12本で被本塁打率は.820、被IsoPは.120と球威の面ではそこまで強力というわけではありません。 ここは交流戦での西武野上と同じく「ストライク先行の落とし穴」を上手く突いてポンポンストライクを取りに来る投手には必ず相手が打ってこないだろうという無意識が働いての安易なストライク取りがあるだけに、そこを逃さずにしっかりと捉えていきたいところです。 個人的にはノックアウトか抑え込まれるかの二択ではないかと予想しています。 明日の3連戦前にゲーム差が一つ開いて6.5になったのは大きく、少し余裕を持って臨めるのではないでしょうか。 まずは初戦をしっかりと取ってしっかりと白星を掴んでいきたいところです。
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最終更新日
2017.09.04 22:49:36
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