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カテゴリ:野球
『期待のあの選手は?』
今回はオープン戦の打撃内容を取り上げて活躍できるかどうか判断してみたいと思います。 広島の選手以外の他球団の選手はこれまで記事の最後の方で余談として小さく取り上げる程度のものでしたが、これが不思議と当たったので今回はメインで取り上げてみたいと思います。 ちなみに昨季はドラフトで指名されたもののサンプル数不足で取り上げられなかった源田を取り上げ、その時の判定は「打撃内容はかなり良くて上本のような極端なパワー不足でなければ活躍できる」とし、実際活躍しました(他には糸原も)。 逆にシリアコは高打率でしたが、「打撃内容が悪く、活躍は難しい」との判断を下しましたところ、実際にシーズンでは奮いませんでした(ちなみに広島だとブレイク前の松山が高打率でしたが打撃内容が悪かったので厳しいと書きましたらこちらも活躍せず)。 ただし、新外国人選手は不発で、千葉ロッテに在籍したパラデスは打撃内容が良かったのですが活躍できず、こちらは『新外国人選手紹介』での判断の方が正しかったので、新外国人選手の場合はオープン戦での打撃内容が当たらないのかも?しれませんね(シリアコの場合はアメリカ球界からではなく、BCリーグ経由で入団してきたので例外なのかも?)。 前置きが長くなりましたがとりあえず見ていきたいと思います(期待度で1~3点で判断しま1)。 「大山悠輔」阪神 期待度:1点 昨季のドラ1、オープン戦での成績は.225、0本塁打、そもそも長打が本塁打はおろか二塁打すらも1本もないという寂しい成績です。 また、打撃内容もミート力が5.00、選球眼は.375と現状長打が出ていない状況でこの数字は寂しいところで、今季は厳しいシーズンになるかもしれません。 「神里和毅」横浜 期待度:1 ドラフト2巡目で指名されたルーキー、1番で起用されて打率は.259を記録しています。 しかし、ミート力は3.86、選球眼は.143と壊滅的な数字となっており、一年目から打撃で通用するのは厳しそうです。 「吉川尚輝」巨人 期待度:1 昨季のドラ1、ここまで打率は.216とかなり低調な数字で苦しんでいます。 打撃内容でもミート力が5.29と検討しているものの、選球眼は.286と低く、長打も1本もないなど打撃にまだまだ課題を残しています。 「田中俊太」巨人 期待度:3 ドラフト5巡目ルーキー、ここまで.286、1本塁打と結果を残しています。 打撃内容でもミート力が10.5、選球眼は2.00と非常に高い数字を記録しています。 元々A評価を下した選手ですが、シーズンでも活躍できるのではないでしょうか。 「岡本和真」巨人 期待度:2 かつてのドラ1、ここまで.279、3本塁打と自慢の長打力を発揮しています。 ただ打撃内容は3.91、選球眼は.273とかなり低調な数字で、脆さが否めません。 ただ長打力は確かなものがあるので我慢すれば開花するかもしれませんが、昨季も結局我慢できずに二軍落ちしたので微妙でしょうか。 「高橋周平」中日 期待度:2 かつて3球団競合したドラ1、ここまで.171、1本塁打と成績自体は奮いません。 しかしながらミート力は8.75、選球眼は.500と打撃内容は良いだけに、我慢して起用すれば面白いかもしれません。 「廣岡大志」ヤクルト 期待度:3 2015年のドラ2、ここまで.250、2本塁打を記録している期待の強打者です。 打撃内容はミート力は4.44、.556と強打者として見るならば見れる数字となっており、セ・リーグの期待の強打者タイプの中では一番期待が持てそうな選手です。 「内田靖人」東北楽天 期待度:2 2013年ドラ2、ここまで.438、2本塁打と抜群の成績を残しています。 ただ打撃内容はそれぞれ3.20、.500とややミート力が低すぎるきらいがあり、廣岡と比べると太鼓判を押しづらいところがあるでしょうか。 「宗佑摩」オリックス 期待度:3 2014年ドラ2、入団当初は遊撃手でしたが現在は中堅手を守っているようです。 ここまで.314、4本塁打と突如長打力に目覚めており、盗塁も4つを記録しています。 打撃内容はそれぞれ7.00、.600と高水準となっており、ポテンシャルなどを考慮すると広島だと丸や鈴木誠也に匹敵する程であり、パ・リーグの新人王候補に躍り出ています。 「清水優心」日本ハム 期待度:2 2014年ドラ2、強肩強打の捕手との触れ込みで入団し、ここまで.300、2本塁打と捕手としてではなく打者としても好成績を残しています。 ただし、打撃内容はそれぞれ3.33、.167と非常に低水準であり、岡本同様に脆さが否めません。 ただ安打は全て長打となっており、低打率も長打を秘めると言うタイプでしょうか。 捕手は大野が離脱してこれといった選手が不在で且つオープン戦はスタメン出場が続いているので、球団は清水を正捕手として考えている感があります。 「平沢大河」千葉ロッテ 期待度:2 2015年のドラ1、ここまで.381の高打率を記録しています。 ただ打撃内容はそれぞれ5.25、.000とミート力はまずまずですが四球を全く選ばず、少し厳しい感が否めません。 ただミート力には改善が見られるだけに、スタートダッシュ次第でしょうか。 個人的に期待できそうな打者はセ・リーグだと田中弟、廣岡の二人、パ・リーグでは宗が期待できそうでしょうか。 田中弟は吉川と争っていますが、打撃面では完全に勝っており、個人的心情でも是非とも起用してあげて欲しいところです^^;。 廣岡は強打の遊撃手として楽しみな存在で、ここまでオープン戦でもスタメン起用が続いており、チャンスにも大いに恵まれているのでしっかりと掴んで欲しいところです。 宗は突如才能が開花しつつあるシンデレラボーイ、かつての丸もフェニックスリーグで突如一発を打ちまくったことがあり、その時と相通じるものがあります。 他には高橋や清水、平沢らはポジションが空いている状況なだけに、チャンスはありそうですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.03.18 13:03:15
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