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カテゴリ:広島東洋カープ
『二人そろって不振』
ここまで首位を維持している広島、現在は野村や丸が離脱しているものの、バティスタや新井らも復帰し、大瀬良や岡田の成長、リリーフ陣が昨季に続いて奮闘していることもあって手負いながらも勝ちを拾うことができています。 しかし、そんな中でも喫緊の課題となっているのが三塁手、昨季3割を打った安部が打率2割1分台、西川は打撃不振で二軍に降格するなど最も熾烈な争いになると思われた両三塁手が揃って大不振に陥っており、庄司が一軍に昇格してスタメン起用されたものの、あまり結果を残せていません。 今回は二人が何故打てていないのかを見ていきたいと思います。 まず安部ですが、打者分析の際の記事でも指摘させていただきましたが、昨季はあまりにも運が良すぎたきらいがあり、同じことをしていると今季は痛い目に遭うと結論付けていますが、残念ながら今のところその懸念が的中してしまった格好となっています。 打撃内容を見て見ましてもミート力は3.47、BB/Kは.333と昨季同様に低い数字となっており、この数字では今後も上がり目を期待するのは厳しいのではないでしょうか。 せめてもう少しミート力を引き上げて三振をしないように工夫するなど何かして欲しいところですが。 次に西川ですが、昨季の成績でも指摘させていただきましたが、長打力を増した代償に選球眼が悪化してしまいました。 今季は更にそれが進行しており、ミート力は17打数10三振で1.70、BB/Kは2四球/10三振と昨季よりも更に悪い打撃内容となっています。 ただ西川はまだ若く、身に付けた長打力と打撃スタイルを如何に調和させるかの課程にあるのかもしれません。 個人的にはもうしばらくは二軍でしっかりと確立してから一軍に戻ってきて欲しいところです。 ただそれができたのならば一軍のスタメンで起用したいところですが、この選手は守備に相当な難があり、特に守備範囲が非常に狭く、以前にも書きましたが内野に向いていないかもしれません。 二人とも現在の状態では厳しく、現状では守備範囲の広い安部を8番で起用するか、庄司か美間で当面凌ぐ以外になさそうですが、庄司は昨日の吉見に対しての打撃、美間はこれまでの打撃内容を見てみますとどうも「二軍慣れ」しているのか、帝王の雰囲気が拭い去れず、二人に多くを望むのは厳しいかもしれません 外国人枠の問題はあるものの、メヒアを三塁で起用するという案もありかと思いましたが、カンポスを昇格させているだけに、その選択肢はないのかなと思います。 少なくとも今年のドラフトでは三塁手の指名は必須ではないかなと思います。 もしくはトレードも検討すべきなのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.05.18 22:38:13
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