|
カテゴリ:広島東洋カープ
『現時点でどうか』
それでは今回は現時点でどれ程のK/BBを記録しているのか見ていきたいと思います。 今回は東洋大学三羽烏の甲斐野、上茶谷、梅津の3投手らを見ていきたいと思います。 最初は甲斐野ですが、2017年の秋から主戦投手として投げ始め、今春はリリーフ投手としての登板しているようです。 ただK/BBはそれぞれ2.85、3.33と4.00を切っており、しかも先発ではなくリリーフとして投げている以上は4.00よりも遥かに上の数字を求めたいところで、それを考えるとかなり物足りないかなと感じます。 現時点では即戦力投手というよりは少し育成が必要な素材型投手という印象です。 次に上茶谷ですが、これまでは殆ど登板機会もなく伸び悩んでいたらしいですが、今春になって突如才能を開花させて一気にエースに躍り出ました。 今春のK/BBは5.12と非常に高く、大学生投手の基準である4.00を越えるなど即戦力投手としての期待がかかります。 ただ気になるのは積み重ねてきたものがなく、いきなり爆発したという点にあります。 中日を退団した野村(アマチュア時代)や現在苦しんでいる薮田らも積み重ねがなくいきなり頭角を現して大活躍を見せたものの、それぞれプロ入り後、今季非常に苦しんでいます。 ただ単純に数字だけを見るのならば最も即戦力として期待できそうな投手ですが、この部分をどう判断するかでしょうか。 最後に梅津ですが、実績自体が殆どなく、今春も故障によって僅か1試合のみの登板に終わるなど現状は甲斐野以上の素材型投手と言えるでしょう。 正直言うとケムナや平岡といった投手ら以上の荒削りな素材型投手でしょうか。 個人的には一巡目候補なのかすらも正直疑問符がつくところで、できれば3、4巡目辺りで指名できれば美味しいかなと思いますが、上位だとかなり物足りない投手と言えそうです。 個人的に「間違いなく即戦力としてやれる」と現時点で太鼓判を押せる投手はこの三人の中からはいないかなと思います。 個人的には上茶谷が秋のシーズンにどれ程の成績を残せるかが気になるところで、日本体育大学の松本と共に即戦力として期待できるか注目していきたいところです。 ちなみに鈴木は故障で今春投げていませんが、昨季の秋は上茶谷同様に4.00を越えているだけに、復帰後どのような投球を見せるか注目です。 また、スポーツ報知によると「左投手を探してくれとお願いしている」と書かれており、今年こそは左投手を獲るのでしょうかね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.06.05 23:06:58
コメント(0) | コメントを書く |