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広島カープ考察

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2020.11.14
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カテゴリ:広島東洋カープ
『次世代への礎と見たいが…』

 ドラフト指名選手の紹介がいよいよ栗林を残すのみとなりましたが、栗林は後日行われる都市対抗があるのでそちらを見てからの方が良いかなと思ったので今季をざっくりと振り返ってみたいと思います。
まずは投手陣から見ていきたいと思います。

 開幕前、今季の広島の売りは先発陣だと目されており、野村は開幕に間に合わなかったものの大瀬良を筆頭にKジョンソン、九里、床田、新人の森下と若手の遠藤と布陣自体はかなり強力なものと思われました。
ところがジョンソンが開幕からスピードがガタ落ちしてしまうなど全く試合を作れず、大瀬良も出だしは良かったのですが、スピード自体は出ていないことが多く、てっきり省エネ投球を取り入れたのかなと思っていたのですが故障だったことが発覚して早々と戦線を離脱、頼みの二枚看板が早々と9月上旬から一軍のマウンドから姿を消しました。
そうなってくると先発ローテに定着しつつあった九里や床田に期待が高まりましたが、床田は登板する度に炎上を続けて登録を抹消されることもあり、結果的に7月の防御率は5.87、8月は僅か1試合の登板に終わり、九里は初登板以降は慎重すぎる投球で自滅するいつもの悪癖を発症してしまい、7月は防御率6.14で1勝もできず、8月も防御率4.50で僅か1勝と奮わない投球が続きました。
開幕前はセ・リーグ屈指の4本柱と謳われた先発陣は瞬く間に崩壊することとなりました。

 そんな中でただ一人見事な投球を続けたのが新人の森下、初登板は逆転負けで初白星こそなりませんでしたが、ただ一人結果を出し続け、徐々に投球内容も力押し一辺倒だった投球からゴロを打たせる投球などを身に付けて圧倒するようになり、終わってみれば防御率1点台で二桁勝利を達成、お世辞抜きにも大瀬良を既に越えたと言っても良く、来季からはエースとして君臨することを期待したい投手です。
また、遠藤は三振を奪う投球を見せるも立ち上がりに失点する機会が目立ち、不安定な投球が目立ったものの、ノーワインドアップを取り入れて力みもなくなってからは好投を見せ、最後の3試合は22下位4自責点を記録し、最終的に防御率を3.87と3点台に乗せてきました。
奪三振率も8.16と先発投手としては非常に高い数字を記録しており、ある程度の下地ができつつあるのかなと思わせます。
他には終盤に薮田が先発に復帰して60球肩ではありますが5回までは試合を作れるようになり、戦力外候補かなと思われた中村祐太がカットボールを覚えて復活するなど思わぬ投手らの台頭がありました。
更に九里が9月21日の巨人戦でボロボロにされるも最後のイニングで何かが吹っ切れたのか直球で押して打ち取って降板して以降、快投を続けるようになり、7試合連続HQSを達成して防御率を2.96にまで乗せて初の規定投球回も到達、ようやく一皮剥けてくれたかなと感じさせました。

 そうしたこともあって先発投手のチーム防御率は3.74とリーグ4位の数字ではありますが、大瀬良やジョンソンが早々と離脱したことを考えると上出来だったのではないでしょうか。
ただ来季に向けて心配なのが疲労度、新人の森下は明らかに投げ過ぎの傾向がはっきりと見て取れ、疲労の度合いを示すPAPという指標がMLBにはあり、10万越えると危険だと言われているPAPで146634(100球未満の球数はマイナスとして計算しましたが、マイナスとして計上しなければ166381)というかなり高い数字を記録しており、更に昨年は大学野球でフル回転していただけに、1年目でこの数値は高すぎます。
同じく九里も142984とこちらも10万を越えており、来季2本柱と目される投手らが危険信号が点灯しています。
ちなみに昨季の大瀬良が110465だったことを考えると、この二人のPAPの高さが改めて浮き彫りにさせます。
その大瀬良が右肘を故障して手術しているだけに、尚更危ういと思った方が良いでしょう。

 また、上記の通り大瀬良が9月上旬に右肘を手術して全治3ヶ月と診断されており、復帰は12月なので3月の開幕に間に合うのかどうかは不透明ですし、先発として投げられるのかも不透明な状況となっています。
そしてシーズン終了後にKジョンソンとは来季の契約を結ばないことが発表されており、野村には多くを望むのは酷な投球内容となっており、世代交代の波が押し寄せていると言えるでしょう。
ただ若手の山口翔は期待されながら2.5軍へ行って離脱し、戦線復帰後も冴えない投球が続いているなど迷走状態、アドゥワは体が出来上がっていない高卒2年目での酷使が祟って右肘をこちらも手術(大瀬良と同じく骨棘切除)、高橋昂はトミー・ジョン手術から戻ったばかりと明るい材料が少なく、新人の栗林や森浦、大道といった面々と新外国人投手に期待せざるを得ない状況なのはあまりにも寂しいかなと思います。





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最終更新日  2020.11.14 20:41:51
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