|
カテゴリ:広島東洋カープ
『準地元の2名』
まだ年を越えていませんが、ドラフトについての記事が掲載されたようです。 今年のドラフトでは即戦力投手を3名指名した一方で、高校生は過去5年間で最少の2名だったことにも触れ、「来年は投手、野手に関わらず高校生を獲れれば」とのコメントを残しました。 スカウト会議は例年通り来年の1月上旬ではありますが、とりあえずは現時点での投手の上位指名候補として5名の投手が挙がりました。 内訳としては今年の都市対抗で昨年の王者JFE東日本を抑え込んで若獅子賞を受賞した三菱自動車倉敷オーシャンズの廣畑投手、東北福祉大学の椋木投手、筑波大学の左腕佐藤投手、市立和歌山高校の小園投手、中京大中京高校の畔柳投手らが注目株として挙がっています。 まず注目したいのが市立和歌山高校の小園、既に鞘師スカウトが大絶賛している逸材で、前回の記事でも1巡目候補として取り上げさせていただきました。 この投手は余程の事がない限りは現時点で1巡目指名が確実視されており、中には「今年混ぜても1巡目だ」と評価しているスカウトもいる程です。 個人的な予想としても今回スカウトの「高校生を獲りたい」という発言からも現時点では小園の1巡目指名が最有力なのかな?と感じる次第であります。 前田健太を彷彿させるとも評されており、目玉の存在となるでしょう。 ただ思わぬ伏兵?(というか知らなかった^^;)が飛び出してきたのが廣畑と椋木の2名、中でも廣畑は前回の都市対抗大会での記事にて取り上げさせていただいた投手です。 二人が共通しているのはオーソドックスなオーバーハンドではなく、スリークォーター気味のフォームをしている点で、やや変則気味のフォームをしているという共通点があり、二人共最速それぞれ154、153キロを叩き出す速球派のようです。 基本的に変則投手は獲らない方針でしたが、田中法彦が順調で、他球団でサイドハンド投手らが次々と躍動していることもあり、今年もスリークォーター気味の小林を指名しているなど方針が覆っています。 そして更に面白いのが二人共に広島県に近い岡山県、山口県出身の「準地元」の選手である点にあります。 このところ地元や周辺出身選手の指名が中村奨成以降遠ざかっており、これまでの指名傾向を考えるとそろそろ指名してくる頃合いなだけに、この二人が1巡目指名候補となるかは不明ですが、案外2巡目辺りで確保してくるかもしれませんね。 個人的にもオーバーハンドばかりで変則気味の投手があまりいないだけに、バリエーションを増やす意味でもありではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.30 16:45:04
コメント(0) | コメントを書く |