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カテゴリ:広島東洋カープ
『負け筋』
本日の広島は3-6で千葉ロッテに敗れました。 先発九里はレアードに2ラン本塁打、マーティンにもタイムリーを浴びるなど外国人打者に打ち込まれてしまい、4.1回を投げて8安打6奪三振2四球5失点でした(8:4:2、内F1、1HR)。 以前から言っていますが、昨季からもう球速球威が2020年以前の物ではなくなっており、小気味の良い投球ではなく多くの変化球を織り交ぜて慎重な投球になっています。 なので球数も嵩み、四球も多くなりがちになりますが、この日は四隅四隅の厳しめではなく甘く入りがちになることもしばしばあり、結果として投球回数以上の6奪三振を記録するも4者連続出塁や3連打など極端な投球となりました。 二番手薮田は1.2回を投げて3奪三振無失点(0:1:1)、キャンプで心配していましたが球速も149キロを計測していました。 三番手ターリーは三者凡退無失点(3:0:0)、ただマーティンには良い当たり、左の佐藤にも普通に引っ張られるなど苦しい印象は否めません。 四番手松本は直球とカーブを織り交ぜて三者凡退無失点(1:2:0)、元々球威はさほどではなくキレで抑えるタイプなので制球を乱して腕が振れなくなると前回のようなことになりがちでしたが、今日は磯村が初球にカーブを要求してカウントを取らせました。 一方野手陣は初回に西川のタイムリー、3回にマクブルームの犠飛などで得点しましたが、いずれももっと得点しておきたかったところで、今日はマクブルームがブレーキとなってしまったか、犠飛も正直ミスショットの印象を受けました。 結局12安打放ちながらも相手よりも3点少ない3得点に終わっており、横浜戦以外ではこのような内容になりがちですね。 今日の試合は広島の肝である先発投手が試合を作るという勝ち筋が崩れたので負けたという単純明快な試合だったでしょうか。 それを跳ね返せるだけの打撃力は広島にはないだけに、今後を戦う上でも先発投手が試合を作ることが大事になってきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.27 00:08:39
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