|
カテゴリ:野球
『意外にも…』
本日は今年のドラフト候補である大学社会人の有力投手の現時点での投球内容を見ていきたいと思います。 今年のドラフトは高校・大学・社会人と大豊作と言われており、特に大学生投手には逸材が目白押しと言われています。 ただその投球内容を見ていくと意外な事実も見えてきました。 まず現時点でドラフト1巡目指名が有力とされる投手として挙がるのが東洋大学の最速155左腕細野投手と中央大学の最速155キロ右腕西舘投手の二人、この二人は既に各球団の初回のスカウト会議にて名前が挙がっている投手です。 しかしながら意外にもK/BBは4.00を越えておらず、昨年秋はそれぞれ1.50、2.35と即戦力として太鼓判を押せる4.00どころか3.00すらも越えていないことが分かります。 特に細野は戦国東都とはいえ二部でこのK/BBとなっており、二人共現時点ではそこまで即戦力として太鼓判を押せる投球は残せていません。 そして上位指名候補として注目されているのが星槎道都大学の151キロ左腕滝田投手、明治大学の150キロ右腕蒔田投手と制球力が売りとされる右腕村田投手、やや変則気味の投げ方をする亜細亜大学の150キロ右腕草加投手、国学院大学の149キロ左腕武内投手、青山学院大学の153キロ右腕コンビの常廣投手と下山投手、平成国際大学の155キロ右腕冨士投手、桐蔭横浜大学の150キロ左腕古謝投手、名城大学の151キロのサイドハンド右腕松本投手、195センチの中京学院大学の153キロ右腕赤塚投手、立命館大学の154キロ右腕藤本投手と151キロ右腕谷脇投手、大阪商業大学の153キロ右腕上田投手と151キロ左腕高投手らが名を連ねます。 それにしても現時点でこれだけの名前が挙がるのはやはり凄まじいですね。 ただそれでもこの中で昨年秋に4.00を越えた投手は草加、常廣、谷脇、上田、高の5名なのですが、前者3人は今年秋にようやく本格的に主戦投手として投げ始めたばかりの投手で、安定して高水準の投球を続けられるかどうかはまだ定かではありません。 150キロ越え投手が大量にいて豊作年なのは間違いないものの、意外にも4.00を越えて即戦力として太鼓判を押せる投手は案外少ない印象を受けました。 ただまだ今季は始まっておらず、ここからしっかりと技量を伸ばしてドラフト1巡目指名級という評価を貰える投手が何人出てくるか注目したいところです。 広島の視点から言えば岡田の出身校である上田と高の二人が即戦力としての活躍が見込めるという点では大きいのではないでしょうか。 特に高はそれでいて広陵高校出身で尚且つ不足している左腕なので指名してくる可能性は大いにあるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.18 23:50:49
コメント(0) | コメントを書く |