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カテゴリ:広島東洋カープ
『捲土重来を期す』
本日は広島の情報を見ていきたいと思います。 まずは薮田が亜細亜大学の同期である横浜の山崎康晃と合同自主トレを行っていましたが、ウェートトレーニングを封印して柔軟や可動域を広げるトレーニングを行っているとのことです。 個人的に気になったのは記事の内容のトレーニング云々よりはその記事にて掲載されていた写真の姿で、左足を踏ん張ることができて軸となり、右足が大きく引き上がってターンしてきている点にあります。 薮田の課題は2017年の頃の投球フォームを取り戻すことだと思っているのですが、この右足の蹴り上がり方を見る限りですが、より下半身を使った投げ方ができている可能性を期待してしまいます。 かつて3連覇を支えた面々が次々とチームを去っており、薮田にとっても正念場となる年だけに、やれるだけのことをやって欲しいところです。 続いては3年目となる小林、二軍での阪神戦の際に顔をしかめてそのまま途中降板して以降は登板がなく、故障したのではないかと噂されていましたが、どうやら右肘を疲労骨折していたことが判明しました。 リハビリしていた間はトミー・ジョン手術をした岡田や二軍調整中だった大瀬良などからアドバイスをもらい、肩周辺の柔軟性や投球時の肘の高さを見直したとのことで、現在は既に完治して立ち投げも始めているとのことです。 個人的には「やはり右肘を故障したな」という感想、というのも途中降板する以前から巷では「小林の右肘が下がって横振りになっている」というような声が既に聞こえていたのです。 実際に高校時代の投球フォームと昨季の投球フォームを見比べてみると分かりやすいのですが、高校時代の方が右肘も高い上に垂直になって振り下ろせているのに対し、プロ入り後のフォームは明らかに肘が下がって横振りの形になっています。 苦言になりますが、ホークアイを導入したのならば動作をしっかりと解析して「肘が下がって横振り気味になっているよ」といったアドバイスができないのでしょうか? ヤクルトではフォークが落ちなくなった清水に対して投球フォームのアドバイスをして修正に成功しているなど活用できています。 逆に広島は見抜けずに疲労骨折に至っており、小林に限らず投手も野手も見ている限り広島はしっかりと活かせているように見えず、これでは宝の持ち腐れでしょう。 ただ本人のコメントによれば投球時の肘の高さを見直したとのことで、恐らく高校時代の形のものに戻したのではないでしょうか。 ホップ・ステップ・ジャンプと行きたいところでしたが躓いてしまった形となった小林ですが、これが怪我の功名となってくれることを期待したいですね。 今季は先発ローテ入りが期待される森に注目が集まるかと思いますが、個人的には動画や写真、記事などを読む限りでは復帰した岡田や薮田、小林らにも期待してみたいところです。 持っているポテンシャルは高い面々なだけに、彼らの復活や台頭が広島投手陣の底上げには必須となるだけに、本人だけでなくコーチの指導などにも期待したいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.22 23:41:52
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