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カテゴリ:広島東洋カープ
『会心の一撃』
本日の広島は2-1で横浜に逆転勝利を収めました。 先発大瀬良は各打者相手に様々な投球、1打席目に食い込む変化球で打ち取った関根には2打席目が外のフォーク、1打席目に直球攻めをした宮崎には2打席目は逃げる変化球で打ち取るなど工夫を凝らした投球、シュートやチェンジアップなども織り交ぜるなど7回を投げて2安打4奪三振無四球1失点と好投しました(10:3:3、2)。 二番手栗林は最速154キロを計測するなど1回1安打2奪三振1四球無失点、フォークでも空振りを奪うなどもう心配いりません(1:0:1)。 最後は矢崎が三者凡退1奪三振無失点で試合を締めました(2:0:0)。 昨季にも触れましたが、やはり投球フォームの微妙な改良により、これまで球速の割に開きの早さとタイミングの取りやすさから被安打が多かった点が解消されています こちらが以前までの投球フォームで、こちらが現在の投球フォームとなっています。 以前に比べると体重移動の際に上体を落として左足がピンと伸ばすことで着地を少し遅らせ、開きも遅らせることが出来ています。 一方野手陣は先発今永の前に沈黙、しかしながら9回に山崎から坂倉が右投げ左打者にとっては最も本塁打にしやすい外角高めの直球を振り抜いてレフトスタンドへ飛び込むソロ本塁打で同点に追いつくと、続くデビッドソンが浮いてきた変化球を捉えて二塁打、小園もエスコバーから内野安打で出塁すると、満塁となって代打會澤が犠飛で勝ち越しに成功しました。 現状頼りになる打者が坂倉しかいない状況で、その坂倉が見事な一撃を放ちました。 今日は九里と組んだ時と同じように様々な球種を駆使してボール球も積極的に入れての配球を見せるなど捕手としても見事な働きだと思います。 ただ野手陣はこのところ低調気味、小園や末包といった強打者候補の奮起が求められますが、長打を意識しすぎなのか引きすぎで、追い込まれてからようやくまともな形になるところを何とかして欲しいところですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.16 13:52:49
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