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カテゴリ:広島東洋カープ
『エースの貫禄』 本日の広島は2-1でヤクルトに勝利を収めました。 先発床田は最速150キロの直球やツーシームに磨いてきたカットボールやチェンジアップといった球種を織り交ぜた投球、特に直球は手強い打者相手には145キロ強の直球を投げ、そうでない打者には140キロ前後の直球を投げるなど力配分も考えたクレバーな一面も見せました。 結果は7回を投げて4安打9奪三振1四球無失点と協力ヤクルト打線を手玉に取るなど「お見事」という他ない投球でした(8:6:0)。 2番島内は一死から代打川端、塩見に連続ヒットで一死二三塁のピンチを招き、西川の犠飛で同点に追いつかれた後も連続四球でピンチを背負うもサンタナを遊撃ゴロに打ち取って何とか1失点で済みました(2:2:1)。 以前も書きましたが、また芳しくなかった頃の投げ方になっているので修正したいところですが、果たして修正能力を持っているのか…。 最後は栗林が三者凡退に抑えて試合を締めました(0:2:0)。 一方野手陣は先発小澤の前に6回まで僅か2安打、しかもそのうちの1本は投手の床田によるものという何とも寂しすぎる打撃でした。 それでも7回に大西から小園が追い込まれてから直球をファールするなど粘った末に四球を選ぶと、フルカウントから小園がスタートを切って堂林は三振に倒れるも盗塁成功で二塁へ進み、続く秋山が嘉弥真からスライダーやシュートなど内外角を突かれるも外の直球をしっかりと叩いてレフトへタイムリーヒットを放ち、ようやく1点を先制します。 同点となった8回は先頭田村があっさりと追い込まれるも2球目のフォークと同じようなフォークが来て拾う事に成功して今季初ヒットで出塁、二死二塁から野間が1-2からの内角低めの直球を叩いて決勝となるタイムリー三塁打を打って2点目をあげました。 床田は昨季やオープン戦、球速があまり出ていないので心配していたのですが、この日は140後半~150キロを何度も計測していたので問題なさそうですね。 という事はオープン戦は肘の不安が続いているわけではなく、単に力をセーブして投げていた、そう信じて構わないでしょうかね^^;。 そして野間がようやく引っ張るべき球を思い切り引っ張っての長打、こういった打球を期待していたのでこれからも打って欲しいところです。 ただ個人的には内角カットボールを要求した後に何故外角に直球やフォークを投げずに内角へ要求したのかは少し疑問で、野間は巷でも言われている通り走り打ちなので内角は得意とするコース、ましてや内角カットを投げたので自然と腰は引けるはずですから尚更外角は効果的なはず、結果的に内角低めを思い切りフルスイングされる結果となっただけに、この辺りは配球ミスではないのかな?と思うところです。 それでも逆方向ではなく、しっかりと引っ張ったという点は間違いなく好材料、その前の打席でも結果的には一塁併殺打となりましたが、あれが三塁打を呼び起こすきっかけとなった打撃でしょうか。 最悪の「結果」でしたが、後々最高の結果へと繋がる「内容」だったという事でしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.03 00:04:24
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