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カテゴリ:広島東洋カープ
『ヒヤリの勝利』 本日の広島は3-1で中日に勝利を収めました。 先発大瀬良は今季見られる様々な球種を駆使した投球ではなく、得意のカットボールを中心とした投球でボール球を多めに使って中日打線を抑え込み、7回を投げて3安打5奪三振2四死球無失点で勝利投手となりました(4:9:2:4)。 これで防御率は0.87、特筆すべき点は被本塁打数が未だに0本という点、大瀬良といえば一発病持ちで、これはスライダー系統が甘く入って一発被弾する傾向が強かったように思います。 しかしながら今季はシュートを割と使う事で打者に残像を残しているので甘く入っても仕留められる確率が減っているのではないかな?と思います。 2番手島内は三者凡退無失点(2:0:0)、最後は栗林が2四球を出すも悪送球による失点のみで試合を締めました(1:0:0)。 一方野手陣は4回に先頭野間が四球で歩くと、一死となって末包が真ん中やや内寄り低めの初球直球を強振してレフトスタンドに届く先制2ラン本塁打を放ちます。 それ以降は得点できずにイニングが進みますが、9回に一死となって勝野から菊池が甘く入ったスライダーを捉えて二塁打で出塁すると、続く矢野が初球の直球を捉えてタイムリーヒットを放ち、貴重な追加点をあげました。 この日は末包に久々の一発が飛び出しましたが、ただその直後に末包がレフトフライを捕球した際に左足を痛めて交代するという衝撃がありましたが、試合途中にベンチに戻ってきたのでとりあえずは一安心でしょうか。 明日のスタメン出場は大事を取って見送られる事が濃厚かと思われますが、正直末包の戦線離脱は小園と同じぐらい大きな痛手となるだけに、何とか軽症であって欲しいところです。 ちなみに末包の一発ですが、前回の打席で外中心に攻められ、外のスライダーで打ち取られており、相手バッテリーは外角に意識があるという先入観があったので初球の内角直球で詰まらせて打ち取ろうとしたものの、基本的に末包は追い込まれるまではブンブン振り回すタイプなだけに、甘く入った事もあって末包にとっては飛んで火にいる夏の虫となってしまいました。 この一発は見事でしたが、1打席目は2-1から外角のスライダーを無理して打ってセカンドフライ、浅いカウント時には少々勿体ない打席も散見されるだけに、ここさえもう一工夫(内寄り、低めは振らない、外も手を出さないなど設定する)すれば一段上に上がれるのではないかな?と思うだけに、今後の更なる成長に期待したいですね。 「余談」 前回の記事でも取り上げましたが、ウガンダの野球選手の独立リーグ入団に関する費用のクラウドファンディングが行われています。 ウガンダはまだまだ貧国で苦しいながらも野球の発展が著しい国です。 更なる海外の野球の発展・振興に協力できる方は是非一度ご覧いただければと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.23 00:37:41
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