初代
2代目
3代目
![プリメーラ4.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/28/0001090328/06/img01b1733dzikazj.jpeg)
3代目内装
写真:goo-netカタログより
日産 プリメーラ
日産の欧州専用モデルとして、また、イギリスに生産工場を設立に合わせて開発されたのがプリメーラです。想定設定されたライバルはプジョーなどの欧州車です。
とにかく走りとパッケージングで欧州車を上回るというのが目標でした。これも901活動、90年代で1番の走行性能を得るという当時の久米社長の方針の一つです。
結果、フロントはマルチリンク、リアはストラットという構成でデビューしました。日本でもデビューしますが、欧州で販売されていたオースターの後継車種というような扱いで販売台数も期待されていませんでした。
しかし、欧州車の基本デザイン、日本では受け入れられないと思われたデザインが、日産の意に反して市場に受け入れられ、徐々に販売台数を伸ばし、ヒットモデルとなりました。
もちろん、欧州車を上回るべくセッティングされた足回りは、固いといわれながらも、これまでの日本車の次元が低レベルかということを素人の消費者にもわからせるほどの差がありました。
2代目は、ユーザーの意に反して既存プリメーラのユーザーを満足させるものではありませんでした。パッケージングは全高を高めましたがほぼそのまま。質感の低かったインテリアも大きく変わらず。欧州他車と比べると明らかに見劣りするものでした。
この時代の日産車、901活動の次世代の車種はその活動で得られた経験が生かされる舞台を用意されることなく、ひたすら製造コストを下げるという間逆の方針が優先され、評価が高い車種は軒並み評価を下げます。
プリメーラもその一つで日本でも欧州でも初代の販売台数に遠く及ばす、結局マイナーチェンジでは欧州向けのみフロントマスクをウィングロードのようなデザインに変え3代目へとモデルチェンジします。
3代目はデザインコンシャスな車として、サスペンションのフロントマルチリンクは新設計になり、インテリアではナビゲーションとその操作のするためのスイッチの置き方などの研究を実車に反映させた意欲的なモデルでしたが、ミニバンがブームの日本はともかく、欧州にも受け入れられず結句3代でその生涯を閉じることになりました。
このブログを書くにあたってイギリス、ドイツのホームページを拝見しましたが、日産のヨーロッパの戦略は乗用車はノートやマーチ、スポーツカーはGTRにZ、後はクロスオーバー、4×4でデュアリス、エクストレイルなど数車種で、特殊車種メインなようです。
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