リュウちゃんの懐メロ人生

2015/05/02(土)12:08

唐招提寺の「瓊花(けいか)」

花遍路・花のフォトブログ(117)

唐招提寺・鑑真和上ゆかりの瓊花(けいか)、 アジサイに似た清楚な白い花、今、満開! 先日、朝日新聞の奈良版に、「鑑真和上ゆかりの瓊花(けいか)が見頃 奈良の唐招提寺」という記事が掲載されました。 http://www.asahi.com/articles/ASH4S4Q7SH4SPOMB008.html 「瓊花」???これまで聞いたことのない花だ、 どんな花なのだろう? 以下、新聞の記事の冒頭を転載します。 奈良市の唐招提寺で、開祖・鑑真和上(688~763)ゆかりの名花「瓊花(けいか)」が見頃を迎えた。5月6日まで特別公開される。  鑑真和上の故郷・中国揚州市の花で、隋の煬帝(ようだい)が門外不出としたことから「皇帝の花」と称される。和上没後1200年の1963年に中国仏教協会から贈られた。ここ数日の陽気で一気に開花が進んだという。  高さ3~4メートルの10本の木を白い花がびっしりと覆っている。ガクアジサイに似た花弁が開き、内側についた無数の小さなつぼみも少しずつ咲き始めている。 う~ん、由緒ある珍しい花のようだ、 よし、善は急げ。早速観に行こう! ということで、4月末の好天の日に唐招提寺に出掛けました。 今回は電車で近鉄「西の京」駅まで行き、そこから徒歩で唐招提寺に向かいました、「西の京」駅を降りたところに「薬師寺」がありますので、先ずは唐招提寺の道沿いにあります「薬師寺・玄奘三蔵院」に立ち寄りました。下の写真は、沿道に咲く牡丹の花です。 もう牡丹の季節なのだ! 「玄奘三蔵院」の伽藍の中に、法相宗の開祖、慈恩大師の名を頂く「慈恩殿」があります。 この前に以下のようなパネルが掲げられていました。 早速、慈恩殿に入り、下絵を鑑賞、 さすが芸術家細川護熙元首相、素晴らしい下絵だ! 玄奘三蔵院から徒歩10分で唐招提寺に到着です。 お目当ての「瓊花」は、唐招提寺境内の一番奥の「御影堂供華園」の庭園にあります。お目当ての「瓊花」と共に、「藤の花」も見頃を迎えていました。以下、この庭園の「瓊花」の写真を何枚かUPします。 案内係のお姉ちゃんの話によれば、「瓊花」はここの庭園の他には、[皇居」と九州・南さつま市の「鑑真記念館」の3箇所しか植えられていないのだそうです。 日本で3箇所しか咲いていない珍しい花、 満開を堪能出来、感動! ご覧頂きましたように、「花」だけを見れば「アジサイ」ですね。 でも、「瓊花」とアジサイは全く違う系統の花のようです。 以下に俄か調べしました「瓊花」と「アジサイの違いをまとめてみました。 (1)「瓊花」は、「スイカズラ科」、アジサイは「ユキノシタ科」の花、 (2)瓊花は5弁花(萼)、アジサイは4弁花(萼)、 (3)瓊花は「半常緑低木」、つまり、れっきとした「樹木」で、樹高5m位になります。アジサイも「落葉低木」で、一応「樹木」ですが、樹高は2m位(リュウちゃん、今の今まで、アジサイは「草」だと思っていました) 実はリュウちゃん、「瓊花」の「瓊」という漢字を見て、ある女性を思い出しました。その女性は、昔務めていたレコード会社の先輩の奥様で、「瓊花」のように色白で清楚な佳人でした。今回、この花を見て、先輩にメールしました所、奥様もこの花のことを雑誌の記事で知っていたそうです。 その人の名は「瓊子」さんなのです。 唐招提寺を出たのが、正午少し前、例に寄りまして持参したおにぎり弁当と缶ビール(2缶)で昼食を摂ろうと思いましたが、適当な場所がなかなか見つかりません。なので唐招提寺から40分程歩いて、「平城宮跡」に行き、下記の「大極殿」の見えるベンチで遅い昼食。 プファ~、ビールが旨い、大極殿前のツツジが綺麗だ! 桜の季節が終わり、奈良では「藤」、「牡丹」、「芍薬」、「ツツジ」の季節になって来ました。次回は「長谷寺の牡丹」のフォトブログをUPする予定です。 乞う、ご期待!

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