切断された指が包装食品の中に…服役中の囚人が提訴
[ 2005年07月23日 16時29分 ]
[サンフランシスコ 23日 ロイター] カリフォルニアの刑務所に服役中の囚人が、包装食品を開封して食べたところ、中に人間の指先が入っており噛んでしまった、としてフロリダ州にある食品納入会社に損害賠償訴訟を起こした。この囚人は菜食主義者だった。
訴えたのは、薬物使用の罪により、カリフォルニアで最も厳重なペリカン・ベイ・ステイト刑務所に収容されているフェリペ・ローシャ。G.A.フードサービス社を相手に、同社職員が作業中に切り落とした指を噛んでしまったとして、最低75,000ドルの損害賠償を要求している。
G.A.フードサービス社のコメントは得られていない。
ローシャの弁護士、ジェフリー・シュワルツチャイルド氏は「事件が発生したのは3月で、その時はG.A.社からの謝罪もあった。しかし、ローシャはそれだけでは納得できなかったのです」
「彼は菜食主義者なのに、指先(肉付き)なんて噛んでしまったために精神的苦痛を味わったのです。ショックのため何も食べられなくなり、肉体的にも苦しみ、7kg体重が減ってしまったのです」とコメントした。
最近ではウェンディーズのチリスープから切断された指が発見され、それを食べた女性が訴訟を起こすという事件があったが、これはこの女性による自作自演だと判明した。
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