酔っぱらい男、動物園でパンダと乱闘し負傷 中国
2006.09.22
Web posted at: 16:06 JST
- CNN/AP/REUTERS
北京――中国・北京動物園で、酔っぱらった男性客(35)がパンダの檻(おり)に入り込み、パンダと乱闘騒ぎを起こしたあげく、足を負傷した。地元紙などが21日、伝えた。
中国の各メディアによると、パンダと乱闘したのは河南省出身の35歳男性で、19日にレストランでジョッキ4杯のビールを飲んだ後、動物園に立ち寄っていた。
動物園では、眠っている6歳の雄パンダ「古古(グーグー)」を見て、さくを乗り越えて檻に入り込み、古古に抱きつこうとしたという。
突然の「来訪客」に驚いたのか、古古は男性の右足にかみついてしまった。これに怒った男性が古古をけ飛ばすと、古古はさらに、男性の左足にかみついたという。
古古は男性と15分間ほどもみ合ったあと、観客の通報で駆け付けた飼育員に水をかけられ、おとなしくなった。古古から引き離された男性は病院に運び込まれ、足を何針か縫う手当てを受けた。
男性によると、テレビで見たパンダは人懐っこい様子だったので「握手したかった」という。また、「パンダが人にかみつくなんて、聞いたことがなかった。背中をかんでみたけれど硬かった。あとは、酔っぱらっていたから、よく覚えていない」と話している。
動物園側は、古古にけがはなく、男性を訴えるつもりはないとしている。北京動物園では2003年、パンダの写真を撮ろうとして檻に入り込んだ学生が、転んで骨折したことがある。
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Last updated
2006.09.24 08:23:55
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