米大使館が野良猫への注意促す、鳥インフル感染対策で
2007.02.07
Web posted at: 17:32 JST
- CNN/REUTERS
ジャカルタ――インドネシア駐在米国大使館は7日、首都ジャカルタなどに徘徊(はいかい)する野良猫が強毒性の鳥インフルエンザのウイルスに感染している恐れがあるとして、同国居住の自国民に注意を呼び掛けた。
同時に、ペットの猫が病気や死んだ家禽(かきん)類に接触しないよう勧告した。インドネシアの科学者は先月、家禽市場に近い地区にいる猫がH5N1型ウイルスに感染していた、と発表している。人間への感染経路は家禽類との接触が大多数とされる。
米大使館は、鳥インフルエンザが猫から人間へ感染する裏付け材料はないが、注意は必要としている。
居住の米国人へ電子メールで警戒を呼び掛けた。インドネシアでは、H5N1型ウイルスの犠牲者がこれまで63人と世界最多。