タリバーン幹部らの「手配ポスター」作戦、情報報奨金も
2007.10.02
Web posted at: 19:24 JST
- CNN
(CNN) アフガニスタン駐留米軍は1日、旧政権勢力のイスラム教強硬派タリバーンや国際テロ組織アルカイダの掃討作戦で、ガズニなど東部の諸州を対象にタリバーンの幹部、アルカイダ現場指導者の「手配ポスター」を作成、関連地域に流布させると述べた。
手配の幹部の潜伏先などの有力情報には2万ドル─20万ドル(約2300万円)の報奨金も出す。アフガン国民とタリバーンなどの間の関係を離反させるのが狙い。また、イスラム武装組織に加わる外国人戦闘員の捕そくなどの協力には1万ドルを提供。路上爆弾の情報連絡にも謝礼を出すとしている。
20万ドルの賞金が出されているのは、アルカイダと関係がある軍閥指導者の息子、アルカイダの野戦司令官、ウズベキスタンのイスラム過激派の指導者ら12人。これら人物はアフガン、パキスタン間を自由に往来、活動しているとみられる。
アルカイダの最高指導者オサマ・ビンラディン容疑者ら指導陣については米政府は2500万ドルの賞金を別個に設け、情報提供を募っている。
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