クリントン氏、ウェストバー二ジア州予備選で勝利
ウェストバージニア州で圧勝したクリントン氏ワシントン（ＣＮＮ） 米大統領選は１３日、ウェストバージニア州民主党予備選を行い、ヒラリー・クリントン上院議員が勝利した。クリントン氏は支持者を前に勝利を宣言し、「選挙戦を続行する決意がこれまで以上に高まった」と語った。
開票率８１％の段階で、クリントン氏の得票率は６７％と、ライバルのバラク・オバマ上院議員の２６％を大きく引き離した。
ウェストバージニア州の有権者は年齢層が高めの白人労働者が主流で、クリントン氏の支持基盤となっている。黒人有権者の比率はわずか３％。
クリントン氏陣営は今回の予備選で圧勝し、共和党の指名獲得が確実なジョン・マケイン上院議員に対するオバマ氏の勝算に疑問を投げかけたい意向にある。ただ、党員集会・予備選が始まって以来、クリントン氏は獲得代議員数や支持率でオバマ氏にリードを許し、現在は特別代議員数でも逆転されている。クリントン氏陣営の選挙活動費は２０００万ドルの赤字に陥っている。
また、出口調査の結果によると、大統領選がオバマ氏とマケイン氏の対決となった場合、クリントン氏の支持者の間で、オバマ氏に投票するとの意見は３６％、マケイン氏に投票するとの意見は３５％と分かれた。クリントン氏とマケイン氏が対決する場合、クリントン氏の支持者の５１％はクリントン氏に投票すると回答したものの、マケイン氏に投票するとの回答も３１％にのぼった。
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