企業内で拡大の新種ワームに警告、パソコン800万台が感染と
ロンドン(CNN) コンピュータのウイルス対策を手がけるエフ・セキュア社によると、欧州や米国、アジアの企業を中心に新種の不正プログラム(ワーム)「Downadup」の被害が拡大し、約800万台のパソコンが感染している。基本ソフト(OS)がウィンドウズのマシンに感染するもので、ネットワークを介して広がるという。
「Downadup」もしくは「Confiker」と呼ばれるワームで、個人情報を盗み出すような挙動はしめさないものの、パスワード情報を収集していると見られる。感染したマシンがネットワークに接続するとすぐにネットワークを介して感染先を探し出し、サーバに感染して増殖するほか、USBメモリでも感染する。
企業内での被害がほとんどで、個人マシンの被害報告は少ない。作成者などはわかっていないが、ウクライナから広がったと考えられている。同社は対策として、マイクロソフトが配布しているパッチをあてることや、パスワードをより長く複雑なものに変更することを勧めている。
FINA(フィナ) メバル専用ワーム "じゃこまろ" #11.クリアーブルールアーショップ・マスオカ