武装集団が陸軍本部を襲う、銃撃戦に ラワルピンディ
イスラマバード(CNN) パキスタン軍報道官は10日、首都イスラマバード近郊のラワルピンディにある陸軍本部の検問所を武装集団が自動小銃、手りゅう弾などで襲って、銃撃戦になり、襲撃犯の4人、警備兵士6人が死亡したと述べた。負傷者もいる模様。
軍高官は、イスラム強硬派勢力タリバーン系が犯行を認めたと述べた。
武装集団は車に乗って襲撃、本部内への侵入を試みていた。本部前には複数の検問所があるという。襲撃犯は、警備兵士をだますためか軍が使う迷彩服を着込んでいた。逃走したとみられる2人の行方を追っている。
銃撃戦は1時間弱続き、この間、陸軍幹部は本部内に一時閉じ込められたという。
パキスタン北西部にある政府直轄部族地域にはイスラム過激派「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」が拠点を持ち、国内でテロ攻撃を繰り返している。TTPのベイトゥラ・メスード司令官は今年8月、米国の無人武装偵察機によるミサイル攻撃で殺害され、後任の新司令官は4日、パキスタン政府、米軍などへの報復攻撃を宣言していた。
首都イスラマバードにある国連専門機関、世界食糧計画(WFP)事務所では5日、自爆テロが起き、スタッフ5人が死亡している。タリバーン系勢力が犯行を認めていた。北西辺境州の州都ペシャワルでは9日、市場で車爆弾の自爆攻撃があり少なくとも49人が死亡した。
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