「リコール対応後のトヨタ車が急加速」、米当局に苦情
ニューヨーク(CNNMoney) 米高速道路交通安全局(NHTSA)は3日、トヨタ自動車のリコールで修理を済ませた後に車が急加速したとする苦情が、これまでに10件寄せられたと発表した。
NHTSAはまだ問題を確認したわけではなく、苦情を寄せた消費者に連絡を取って詳しい情報を集めているところだと説明。トヨタ車で修理を済ませた後に急加速が起きたケースがほかにもあれば、連絡してほしいと呼び掛けている。
トヨタ広報のシンディ・ナイト氏は「トヨタの技術者が開発した解決策については厳格な検査を実施しており、苦情があれば積極的に調べている」と述べ、苦情を寄せたオーナーに接触できるよう、NHTSAに要請したことを明らかにした。
トヨタ車は急加速を引き起こす問題が原因とされる死傷事故が米国などで報告され、世界で800万台以上をリコールしている。2日に米上院で開かれた公聴会でトヨタ幹部は、これまでにリコール対象車約100万台を修理したと述べていた。
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