スピーチ妨害でプロデューサーと監督の対立発覚 アカデミー賞
ロサンゼルス(CNN) 今年のアカデミー賞で短編ドキュメンタリー賞を受賞した「ミュージック・バイ・プルーデンス」のプロデューサーと監督が、授賞式でのスピーチをめぐって対立している。
作品は、重い障害を克服するジンバブエの女性を描いた短編ドキュメンタリー。7日の授賞式で作品名が読み上げられ、ロジャー・ロス・ウィリアムズ監督がステージに上がって受賞スピーチを始めた直後、プロデューサーのエレノア・バーケット氏(63)がマイクを奪い取るという一幕があった。
この舞台裏についてバーケット氏は9日に出演したテレビ番組で、ウィリアムズ監督が壇上に駆け上がる間、自分は同監督の母親に邪魔されて出遅れたと説明。「(ウィリアムズ監督は)自分より先に私が出られないようにした。一緒に優雅にステージに上がるものと思っていたのに、私がまだ半分も行かないうちに話し始めてしまった」と不満をぶつけた。
授賞式の映像には、ウィリアムズ監督が会場の後方から小走りで壇上に上がり、オスカー像を受け取ってマイクに向かう姿が映っている。バーケット氏にマイクを奪われた後は、黙ってそのスピーチを見守った。
「彼に45秒間つまらない話をさせるか、私が遮って話をするか、どちらかしかなかった」とバーケット氏は言う。
一方、ウィリアムズ監督はこの前日、別の番組に出演し、この出来事について「ちょっとショッキングだった」と振り返った。バーケット氏とは交友関係を断ったといい、「クリエイティブなプロセスでは争い事が起きるもの」と、制作の過程でいさかいがあったことをうかがわせている。
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