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カテゴリ:長女
長女「お母さん、人と違うっていけないことなの?」
いつだったか長女にそう聞かれたことがあります。 私「全然、いけないことじゃないよ。 人と違うのは当たり前のことだよ。 一人一人顔や性格が違うように、 人にはそれぞれ違ったいい所があるんだから。」 そんな風に答えた記憶があります。 私のその答えを聞いて「そうだよね!」と安心した表情をした長女でした。 今思えば今回のことにつながるサインだったのに、 その時の私は深く考えず流してしまいました。 長女があの時何を伝えたかったのか。 それはこの詩からきていました。 私と小鳥と鈴と 金子みすゞ 私が両手をひろげても お空はちっとも飛べないが 飛べる小鳥は私のように 地面(じべた)を速くは走れない 私がからだをゆすっても きれいな音は出ないけど あの鳴る鈴は私のように たくさんな唄は知らないよ 鈴と小鳥とそれから私 みんなちがってみんないい 皆さんご存知の金子みすゞさんの詩です。 3年生の時に道徳の授業でこの詩と出会った長女。 詩の内容が、深く深く心の中に響いたようです。 人にはそれぞれいい所があるんだ。 みんな違ってみんないいんだ。 そう思う気持ちとそうではない現実との間で長女は悩んでいたのだと思います。 「私は私。人は人。」という意味ではなくて、 この詩のように「みんなちがってみんないいんだよ。」と思えたらどんなに素敵でしょうね。 私は決していいお母さんなんかじゃありません。 どうでもいいことにくよくよし、悩み、 ついつい子供を他の子と比べてしまったり、強い口調で叱り付けたり、 家事を手抜きしたり・・・言い出したらきりがありません。 日々、反省することばかりです。 学校と家庭との生活の中で、少しずつ少しずつ無理が生じてきた長女。 私にたくさんの小さなSOSを出していたはずなのに、 なんとなくおかしいな、と気づきながらも重要視せずにいた私。 こんな風に考えている今だってまだまだ長女の気持ちの全部は きっと受け止めきれてないのではと思ったりします。 頭では子供の個性を受け止め、良いところを伸ばしていけるようにしてあげたいと 思っていても、実際にはできていません。 人の子は褒めてあげられるのに自分の子供は悪いところばかりが目に付き悩んだり怒ったり。 まだまだ未熟ですね・・・。 みんなちがってみんないい そんな風にもっとゆったりと構え、受け止めてあげられる母親になりたい。 なんだか何を書きたかったのか書いてるうちに分からなくなってきてしまいました。 まとまりのない文ですみません。 やっぱり徹夜明けでブログを書いちゃダメですね。(汗) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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