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バイデン氏の弾劾に向けた調査、正式に開始 米下院で可決
2023年12月14日・BBC ジョー・バイデン米大統領 アメリカの議会下院は13日、ジョー・バイデン大統領に対する弾劾調査の開始を正式決定する決議案を可決した。 採決では与党・民主党が反対し、野党・共和党は賛成した。下院は共和党が8議席というわずかな差で多数派となっており、決議案は賛成221、反対212で可決された。 共和党はこの決議によって、証拠集めと法的要求の実現がしやすくなるとしている。 下院の三つの委員会は、バイデン氏が副大統領時代に賄賂などの汚職に関わったと疑っている。委員会はいずれも共和党が主導している。 今回の決議で、下院が来年の早い時期にバイデン氏の弾劾を求める可能性が高まった。 正式な弾劾調査が進めば、下院での弾劾決議案の投票と、上院での弾劾裁判へとつながる可能性がある。来年の大統領選で再選を目指すバイデン氏にとって、大きな頭痛の種となりうる。 これまでのところ不正行為の証拠は確認されていない。バイデン氏は、政敵らが「うそで攻撃している」としている。 政府が調査を「妨害」と共和党 この日の採決前の討論では、共和党のトム・コール議員(オクラホマ州)が、ホワイトハウスは弾劾調査を「妨害」していると非難。共和党議員らは決議案を採決に持ち込むしかなかったと述べた。 一方、民主党のジェイミー・ラスキン議員(メリーランド州)は、この疑惑はミステリー小説のようで、どんな悪事を調べているのかすらはっきりしないと、いら立ちを示した。 バイデン氏は採決後に声明を発表。下院について、「やるべき急ぎの仕事をする代わりに、根拠のない、共和党議員らでさえ事実に基づかないと認めている、この政治的な見せ物に時間を費やしている」と批判した。 一方、下院のマイク・ジョンソン議長(共和党)も声明で、下院は「調査結果を予断するつもりはない」としながらも、「証拠記録を無視することはできない」と述べた。 バイデン父子めぐる疑惑 バイデン氏をめぐる調査は、9月にケヴィン・マカーシー下院議長(当時)が開始した。共和党がバイデン氏を取り巻く「汚職の文化」を明らかにしたと主張した。 共和党はこの調査に関して公聴会を1回開催。共和党が招いた2人の専門家証人が、バイデン氏の弾劾には証拠がまだ不十分だと述べた。 下院の監視委員会は、バイデン一家とそのビジネス関係者が2014~2019年に、中国、カザフスタン、ルーマニア、ロシア、ウクライナの取引相手から計2400万ドル(約34億円)以上を受け取ったと主張。 ジェイムズ・コマー委員長は、バイデン氏の親族、中でも息子のハンター・バイデン氏が、当時副大統領だったバイデン氏へのアクセスを売り物とし、「バイデン・ブランド」の影響力を利用していたとしている。 コマー氏はまた、バイデン氏が息子のビジネス相手と「会話し、食事し、関係を深めた」と主張している」 (弾劾は大統領選と重なって進行していくだろう。トランプは民主党に、司法省を使い散々苦しめられてきた。清算が来年行われるだろう・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.16 03:13:43
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