さぁ！次は再建だ！

今日は、池袋の「銀兎」で、Tさんとランチをしてきました。

Tさんは、四月に乳がんの全摘手術をされたばかり。

その少し前、ある方の紹介から、再建について相談をもちかけられました。

都内でも乳がんにおいては名高いS病院で、人工物による同時再建をすすめられ、

どんどん話しが進む中、ふと疑問を感じたという事でした。

幼い子供をもつTさんは、「癌」という診断で動揺し、よく分からないまま…というより、

考える余裕さえないうちに話しが進み、はたと立ち止まって考えたという事。

とても懸命だと思いました。

私のときは、同時再建をやってない病院だったので、二期になりましたが、

きっと、なんでもイケイケの私なら、有名病院での同時再建なら何も考えず、

いろいろな方法等も知らぬまま、迷わず手術しちゃったと思います。

でも、Tさんは、再建そのもののあり方や、再建の方法など、

いろいろな疑問を持たれ、躊躇されてるとの事、

だったら、再建は二期でも出来るので、治療が落ち着いた後、

いろいろな方法について勉強したり、南雲クリニックのスモールミーティングなどに参加

したりするのもいいし、納得をした上で再建したほうがいいかもという話になり、

全摘の手術のみをされました。

人工物も傷が少なくて済むし、手術や入院も少なくてすむ。

しかも、仕上がりがとても綺麗です。ただ、費用が高く、いづれ、入れ替えの必要性もある。

自家再建は、保険がきくので費用が安く、血管さえ安定すれば、

温かい自分の一生物の胸が出来上がる。

ただ、傷は増えるし、手術は大掛かりで安静期間も長い。

どちらがいいのか、いつどこで手術を受けるかは、その人が納得して決めるしかない。

これからは、少しずつ勉強していきたいとの事でした。

子供のためにも、どんな治療でも受けて病気に立ち向かって行きたい。

山梨の講演会にも参加したいとおっしゃったTさんは、なんか前回お会いしたときより

ちょっと眩しく、私の目に映りました

で、美味しかったランチは

かじきのパン粉焼きブルー・ポイントと比べるとちょっとお魚が小さかったけど

とてもさっぱりとしたソースがなかなか美味しかったです

デザートは別注で、私は「パッションのブリュレ」Tさんは、「モンブラン」でした。

気がつくと夕方の四時

店内が落ち着いた雰囲気だから、ついつい時間を忘れてしまうのでした
　　　なんて、長居はいつもの事だけどね