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カテゴリ:経済問題
景気の実感がわかない人が大多数でしょうが、株価は上昇している。 それは当たり前で、株価は上場企業、言わば大企業の指標でしかないからだ。 日本全体からすれば、10%も満たない。 逆に言えば、大企業は絶好調、ウハウハの状態なのです。 儲けている者は、世間から目立たないように振舞う。 聞かれても「ぼちぼちでんがな」と言葉を濁す。 しかし、株価には現れてしまう。 大企業は空前の好景気に沸いていることは確かなようです。 困ったことには、日本の公務員システムが、大企業を基準(比較対照)にしていることで、必然的に行政コスト(主に人件費)も追随するでしょう。 つまり、庶民にとっては、増税感が残るだけです。 いずれ、全体の90%にあたる庶民は息切れを起こし、実態経済の足を引っ張るでしょう。 今は、行け行けドンドンで良いでしょうが、格差問題、トリクルダウン推進の施策を考える時期は近づいたと思います。 それが、安定成長を促すために必要だからです。 でないと、山高くして谷深いになってしまう。 今後の政府の経済政策に注目です。
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最終更新日
2015.05.22 03:47:27
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