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読んで、「これは酷い」と思った。
2ch環境・電力板の原発作業員スレッドで紹介されていた、京都精華大学の講師の授業記録。 http://www.kyoto-seika.ac.jp/hosokawk/class/2001/env_cul_2/note_11.html >京都精華大学 環境社会学科 授業公開 「細川弘明の環境と文明 II」 >第11回「原発と被曝労働」(ノート:竹内 一信) 「定期検査の時に炉内で作業」 「電力会社の正社員は,中央制御室などの安全な場所でしか働いていない。」 「被曝労働者達は,自分の被曝量を知らされない」 「放射線の危険性すらも十分に知らされていない」 まるで平井憲夫氏の文章から持ってきたような嘘のオンパレード。 こういった話は、「アホらしいなぁ」と笑って済ませば良いのでしょうが、流石に「電力会社の正社員は,中央制御室などの安全な場所でしか働いていない。」に対しては、どうしても怒りを感じずにはいられませんでした。 私はかつて、ここで書かれている様な「原発で働く電力会社の正社員」でした。短期間ですが一時は中央制御室にいましたし、現場の工事監理は12年やりました。 毎日朝から夕方まで現場の掛け持ち、トラブルがあれば夜中だろうが休日だろうが呼び出されて現場。 大型工事があれば、一日中全面マスクとアノラックを装備して検査。 昼間は自分も請負企業の担当者も現場なので、打合せは殆ど夜。 被ばくだって、私は放射線作業従事者平均値の4~5倍、年間5~6mSvはしていました。多い人は10mSvを超える事も。 同じ職場で、過労で倒れた人もいましたし、自殺に至った者も数人いました。(亡くなった事を知らずに打合せをしようと彼の席に行き、片付いた机と花瓶の花を見たときのショックと言ったら、もう・・・) 他の電力の事はあまり知りませんが(話を聞くと、あまり変わらない様です)、細川氏の文は、この様な自分達の苦労を全て否定され、馬鹿にされているような気がしました。 細川氏に、 「現場を知らないアンタが何偉そうな事言ってんだ!」と抗議のメールでも送ろうかと思ったのですが、こういった人達にメールを出しても無視されるのがオチなんですよね。過去に、原発反対派の運営する掲示板で意見を述べたところ、発言自体が削除されてしまった事もありましたし。 そんなわけで、その場の勢いに任せて2chのスレッドに指摘文章を書き込んでしまいました。 ホントにもう、この人の授業に出て、全部反論してやりたいくらいですわ。 (9/12:業務に関して詳しく書き過ぎているように思えたので、削除しました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月12日 13時07分18秒
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