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チラシの裏の幻視録

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2009年11月01日
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カテゴリ:個人的なこと
こんにちは。

 本日は妻と花壇作り。

 ホームセンターでチューリップとムスカリの球根合計390個を買い込み、「来年春の新入学生が見て喜んでくれるといいね」などと話しながら、道路に面した敷地の境界部に植え込みました。
 目立つ色合い(近所では新しいお店が出来たと思った人もいたらしい)の家なので、チューリップの花も合うことでありましょう。



 さて、昨日は東大の「科学技術と報道」の講義に出席してきました。

 NHKの方からは、少し前に放送されたNHKスペシャル「原発解体」と言ふ番組に関する話がありました。

 私は見ていないのですが、見た方によると非常に偏った内容だったとのこと。かなり厳しい指摘を受けていました。

 NHKの内山氏は、「1時間の枠に収めるために何回も編集し直して削った結果、あの内容になった」とのことですが、「番組の目的は問題を提起すること」だったそうで、その目的のために意識してマイナスの部分だけを残した様です。
 元朝日の尾崎氏からは、「NHKが撮影した6000時間の中から、プラスの部分を集めて再編集すれば、良い原子力推進側の番組も作れるのでは?(笑)」との話もありました。


 会場では番組の冒頭部分が映し出され、これを見た阪大の棟居氏は、(批判する声もあるが)「私は、少し大変だが技術的には不可能ではなく心配はないのだな、との印象を受けた。普通の人はそういう印象なのでは?」とのこと。
 会場からも、「大変な仕事に対して現場の人が一生懸命に取り組んでいることが解る、良い番組だったと思う。良い部分だけではなく、現場の大変な様子も見せることが信頼に繋がるのでは」との話がありました。



 進行役の班目教授が「日本国民は例えば週刊誌の記事を真に受ける人なんていないし、メディアリテラシーを持っていると思う。原子力が必要なことは皆理解しているわけで、関係者は「縁の下の力持ち」として安全のために引き続き頑張っていけばそれで良いのでは?」と発言したのが印象的でありました。







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最終更新日  2009年11月01日 17時30分15秒
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