[映画の感想　ア行]の記事一覧 | 映画批評『もう二度と見ない映画500本』

アフタースクール

2008/日本/内田けんじ母校の中学で働く教師の下に、ある日元同級生を名乗る探偵が現れる。探偵は幼馴染の木村が女とともに消息が不明になったことを伝える。探偵とともに木村探しに奔走する神野だが、徐々に明かされていく事実に状況は２転、３転しつつ結末を迎える。採点：★☆☆☆☆☆☆☆☆☆久々に面白くない映画を見たなあというのが、まずはじめの感想。映画の目的として、観客を驚かせたいという監督の気持ちが前面に出すぎていて、びっくりできなかった。何がおきても｢びっくりさせたかったんだなぁ｣と感じてしまう。こういう映画の場合、笑いなり、涙なり、迫力のアクションシーンなり、観客を何か別のことに意識を向かせる必要があるのだが、そういうものが何にもなく、びっくりポイントだけが盛りだくさんあっても、ワンパターン化してしまって何もびっくりできなかった。

Jun 1, 2008

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アイデン＆ティティ

2003/日本/田口トモロヲバンドブームに乗り大ヒットを飛ばしたバンドド“SPEED WAY”はデビュー曲の束縛から逃れられずにいた。そんななか、必死にロックとは何かを考える主人公の元にロックの神様ボブ・ディランが現れる・・・。採点：★★★★★★★☆☆☆役者の面々がいい感じの映画です。ロックバンドのかっこ悪い部分を見せちゃった感じ。

Jan 11, 2008

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あずみ

2007/北村龍平/日本小さいころから刺客として、育てられたあずみと10人の仲間達。10年の修行の末、最後の試練として与えられたのは、お互いを殺しあうこと。最愛の仲間を殺し生き残った５人は、最強の戦士として有力大名の暗殺を任命されるのであった。採点：★★★★★★★☆☆☆新人俳優の時代劇というジャンルが個人的には好きです。文明開化直後の和服と洋服を織り交ぜたような"間違ってる"感のある衣装が好きだ。

Dec 18, 2007

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いぬのえいが

2005/佐藤信介/日本いぬ、犬、イヌの二時間映画。イヌソングあり、イヌＣＭあり、イヌドラマあり、イヌミュージカルあり、ありとあらゆる総勢50種90匹のイヌ達によるイヌの祭典。脇役である人間もわりとしっかりとキャスティングされています。採点：★★★★☆☆☆☆☆☆僕は猫好きです。

Dec 15, 2007

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青い車

2004/奥原浩志/日本片目に傷を負った主人公は、その傷を隠すためにいつもサングラスをかけていた。そんな男とその彼女と彼女の妹との微妙な三角関係が淡々と音楽に乗って流れていく。評価：★★★★★☆☆☆☆☆まあ、見てもいいし、見なくてもいいという感じの映画。個人的には、金髪にサングラスの男(日本人で)ってのは、なんとなく見ていて飽きないのだが・・・。

Dec 13, 2007

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陰陽師

2001 / 日本 / 監督：滝田洋二郎平安時代。朝廷には占星術、人相、方位学に長け、呪いによって人を殺す事もできる陰陽師という役人が存在した。採点：★★★★☆☆☆☆☆☆野村萬斎の演技がすごく新鮮でした。

Jun 28, 2007

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女と女と井戸の中

1997 / オーストラリア / 監督：サマンサ・ラング大きな井戸のある家で暮らし始めた二人の女。突然のひき逃げ事件が彼女たちを悪夢に引きずり込む。採点：★☆☆☆☆☆☆☆☆☆女性が主人公の映画って見てもほとんど良く分からない。会話やら、行動やらにチクチク腹が立ってしまい、共感できないんだよなぁ・・・。男は一生なおらない？

Jun 28, 2007

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親指ウォーズ

1999 / アメリカ / 監督：スティーブ・オーデカーク親指銀河の彼方。平和な親指共和国が、凶悪な親指帝国に脅かされようとしていた。青年・グラウンドランナーは戦士となって親指帝国に戦いを挑む。採点：★★☆☆☆☆☆☆☆☆この作品、続編がぞくぞく登場してるってことはアメリカでウケてるんでしょうねぇ・・・。由々しき事態です

Jun 23, 2007

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男たちの挽歌３

1989 / 香港 / 監督：ジョン・ウー政府軍から逃れて香港に戻ろうと必死のマークは、いとこのマイケル一家もベトナムから脱出させるために危険な取り引きにでる・・・。採点：★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ついに”従兄弟”までにおよんだ香港の家族愛！ガンアクションが売りのジョン・ウー監督だが、銃を打つための理由は家族以外には考えられないのだろうか？

Jun 23, 2007

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男たちの挽歌２

1989 / 香港 / 監督：ジョン・ウー服役中のホーは、かつてヤクザの兄の師匠だった男のもとに潜入調査をするように警察から依頼を受ける。更に前回死んだ親友に双子の弟がいた事が発覚。採点：★★★☆☆☆☆☆☆☆”勇気と無謀は違う”とはよく聞く台詞だが、この映画にはそう言いたくなってしまうシーンがたくさん存在する。それって優しさ？それって忠誠心？また双子？

Jun 23, 2007

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男たちの挽歌

1986 / 香港 / 監督：ジョン・ウーヤクザな兄貴と警官の弟、二人は仲の良い兄弟であったが、父の死をきっかけに兄がやくざである事が発覚する。兄弟愛を描いたど派手なガンアクション。採点：★☆☆☆☆☆☆☆☆☆仲良すぎ！兄弟が仲良すぎ！前々から思っていたのだが、香港人の家族愛は異常です。こんなに仲の良い兄弟を日本人が見たらひいてしまいます。ヤクザの兄貴を助けるために警官の弟が一緒に戦うという設定が納得できん。

Jun 17, 2007

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お葬式

1984 / 日本 / 監督：伊丹十三父の訃報を知らされた俳優・井上は二人の息子と共に、妻の両親が暮らす別荘へ駆けつけたが、葬儀の心得がなく、葬儀屋の指導を仰ぐのだが・・・。採点：★★★★★★★☆☆☆日本人ならではの優しいブラックユーモアと「日本中のお葬式がこんな事になってんだろうなあ」と思ってしまう、あり得ないリアリティー。全くもって不謹慎な映画です。

Jun 17, 2007

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オール・アバウト・マイ・マザー

1999 / スペイン / 監督：ペドロ・アルモドヴァル事故で息子を失ったマヌエラは、夫を探しにバルセロナに旅立つ。そこで、女装の男娼アグラード、レズの舞台女優ウマと出会い、生き方を見つめ直す。採点：★★★☆☆☆☆☆☆☆映画を画に描いた様な映画。テーマを打ち出す事に徹し、女の生き様を封じ込めた作品。ゆえに、男が見てもあまり共感できない部分が多くて”へー、そうなの”という感じ方しかできなかった。

Jun 17, 2007

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オー・ブラザー！

2000 / アメリカ / 監督：ジョエル・コーエン１９３０年代のアメリカ南部。３人の脱獄囚が隠していた大金を探す旅に出た。彼らは行く先々で騒動を起こしつつ目的地を目指すが・・・。採点：★★★★★★☆☆☆☆リーダーの人柄が面白かった。髪型に命をかける男で、脱走先の田舎の雑貨店にお気に入りのポマード”伊達男”が無いことや、気絶して目が覚めた時にも真っ先に髪型を直すなどの徹底ぶり。微笑ましい。

Jun 13, 2007

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オードリー・ローズ

19** / ** / 監督：**娘のオードリーに付きまとう不審な人物。彼はオードリーは自分の娘の生まれ変わりだと言う。両親は無視を決め込むが、次第に娘に奇怪な現象が起こる。採点：★☆☆☆☆☆☆☆☆☆西洋人の脚本家が”輪廻転生”というテーマで書きたかっただけっぽい。なんか、イマイチ解ってない気がする。

Jun 13, 2007

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オースティン・パワーズ

1997 / アメリカ / 監督：ジェイ・ローチ１９６７年のロンドン。世界征服を企む宿敵ドクター・イーブルを追って冬眠した英国諜報部員のパワーズが３０年ぶりに蘇り、再び対決を開始する。採点：★★★☆☆☆☆☆☆☆うーん・・・、おバカ。

Jun 13, 2007

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王は踊る

1998 / アメリカ / 監督：ジェレマイア・チェチック天母親の言いなりだったフランスの王子ルイは、音楽家で舞踏家のリュイと出会いお互いの才能に惹かれあい、ダンスで自分の権威を誇示するようになる。採点：★★☆☆☆☆☆☆☆☆ルイ１４世が自分の権威を象徴するためにダンスを踊るシーンは流石にタイトルにするだけあって迫力があります。ただ、フランスの歴史を知らない自分にとってはいまいち人間関係が分からない部分もあって難解です。

Jun 8, 2007

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黄金の七人

1965 / イタリア / 監督：マルコ・ビカリオスイス銀行の大金庫に眠る７トンの金塊を７人の泥棒が盗み出す。作戦は見事に成功するが、仲間うちで騙し騙されの謀略が繰り返される。採点：★★★★★★★☆☆☆名前からも『七人の侍』の影響を感じるが、この映画は主要なメンバーが4人で残りの３人は印象に残らなかった。この映画がルパン三世の元ネタになっているというエピソードからも、”黄金の四人”で良かったんじゃねーか？

Jun 8, 2007

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エレクトリック・ドラゴン　80000V

2000 / 日本 / 監督：石井聰互電気と感応し、爬虫類と心を通わせる男竜眼寺。対するは、昼は電気屋、夜は電波の不正使用者に制裁を加えるお仕置き人雷電仏像の感電バトル。採点：★☆☆☆☆☆☆☆☆☆脚本はあって無い様なものでほとんどプロモーションビデオに近い。素早いカットのつなぎをやるためには、電気というテーマはぴったりの題材なんですな。電撃エフェクトのエンドロールだけでも見る価値あり。

Jun 8, 2007

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エアフォース・ワン

1997 / アメリカ / 監督：ウォルフガング・ペーターゼン天拘留中の超国家主義者の釈放を要求する凶悪なテロリストに、大統領専用機エアフォース・ワンが乗っ取られた。大統領は単身、テロ集団に戦いを挑む。採点：★★★☆☆☆☆☆☆☆アメリカのヒーローは一人で活躍し過ぎです。自立した人間を尊重するアメリカの文化では、日本のゴレンジャーみたいな戦隊ものが流行らないのも分かる気がする。

Jun 8, 2007

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運動靴と赤い金魚

1997 / イラン / 監督：マジッド・マジディ靴をなくした事を両親に言えず、一足しかない運動靴を交代に履いて学校に通う兄妹。兄は、三等の賞品の靴を手に入れるためマラソン大会に出場する。採点：★★★★★★☆☆☆☆香港人はこの映画を見習って欲しい。兄弟愛ってこのくらいのもんでしょ。兄弟を助けるために何でワイヤーで飛んだり、２丁拳銃をぶっ放したりするのよ。

Jun 8, 2007

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裏切り者

2000 / アメリカ / 監督：ジェームズ・グレイ刑期を終えて戻って来たレオは親友や恋人との再会を喜び、おじのフランクが経営する整備会社で新しい職に就き、人生をやり直そうとしていたのだが。採点：★★☆☆☆☆☆☆☆☆登場人物の間の絆の深さがいまいち曖昧なために裏切られた時のショックがいまいち感じられなかった。前半に力を入れれば後半のぐったり間が増すんではないでしょうか。

Jun 2, 2007

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海の上のピアニスト

1999 / アメリカ / 監督：ジョゼッペ・トルナトーレ豪華客船で黒人機関士に発見された赤ん坊は、密かに船底で育てられる。一度も船を降りる事なく育った少年はピアノと出会い、才能を開花させていく。採点：★★★★★★★☆☆☆宿命を持つ者の華やかな面と悲しい面がバランス良く描かれていて、主人公には憧れと同時に同情を感じてしまう。音楽の様に過去も未来もなく、”今”だけを生きた男の一生に感動。

Jun 2, 2007

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ウディ・アレンの影と霧

1992 / アメリカ / 監督：ウッディ・アレン霧の町で起こった連続殺人事件。犯人を逮捕するためにかり出された臆病な男と恋人と喧嘩して危険な夜の町に飛び出した女のてんやわんやな一日。採点：★★☆☆☆☆☆☆☆☆二人はお互いに影響され合い、自分の今までの生き方を少しずつ考え直していく様が描かれている。コメディーとして見ていたので、オチがないのは少し寂しい気がする。

Jun 2, 2007

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うずまき

1999 / 日本 / 監督：Higuchinsky黒渦高校の生徒が螺旋階段から飛び下りて死んだ事件をきっかけに、黒渦町が”うずまき”の力に取り憑かれていく。採点：★★★★★☆☆☆☆☆撮影現場が非常に気になる映画。クルクル、ドロドロ、ヌルヌルといった擬音を視覚化した様なシーンのオンパレード。とにかく不気味な映画だが、監督が何故ウクライナ人なのかという謎が最も不気味である。

Jun 2, 2007

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ウォーターワールド

1995 / アメリカ / 監督：ケビン・レイノルズ温暖化によって大陸が消えた未来世界で、伝説の陸地”ドライランド”を巡って繰り広げられる、海賊と流れ者の戦いを描くアクション超大作。採点：★★★★★☆☆☆☆☆この世界では真水が貴重である事を伝えるために、歯を磨いた後のうがいした水をトマトの苗に吐き出すシーンがあるのだが、それだけでもう惚れちゃう感じ。面白くはないが、好きな映画です。

Jun 2, 2007

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ウォーターボーイズ

2001 / 日本 / 監督：矢口史靖廃部寸前の男子高校水泳部。そんな水泳部の顧問に新任の美人教師が就任し、部員は一挙に膨れ上がるが、彼らを待ち受けていたのは男のシンクロだった。採点：★★★★★★★☆☆☆素晴らしい映画です。シンクロではダンスの同調もと同時に、音楽との同調も重要な要素だ。この映画で使われている音楽は主人公たちの青春と同時に、幅広い観客の青春にシンクロ出来た事も成功の秘密だべ。

May 27, 2007

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ウォーターボーイ

1998 / アメリカ / 監督：フランク・コラチボビーはアメフトチームのウォーターボーイ〈給水係〉。３１歳にもなって超マザコン！そんな彼は、キレると無敵のタックルマシーンになる事が発覚。採点：★☆☆☆☆☆☆☆☆☆忘れた。

May 27, 2007

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陰謀のセオリー

1997 / アメリカ / 監督：ブライアン・ヘルゲランド世の中は様々な”陰謀”によって支配されていると信じる記憶喪失のタクシー運転手。彼は唯一の記憶は「アリスを守る」こと。記憶サスペンス。採点：★★☆☆☆☆☆☆☆☆脚本が技術的には良く出来ているのだが、内容的には「勝手にやって下さい」と思ってしまうようなどうでもいい事なので、どうしても見て損した気分になってしまいました。

May 27, 2007

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インビジブル

2000 / アメリカ / 監督：ポール・ヴァーホーベン彼はゴリラを透明化し、元に戻す実験に成功した天才科学者・セバスチャンは自ら透明人間第１号となるが、元に戻す血清が人間には作用せず・・・。採点：★★★☆☆☆☆☆☆☆やってる事はコメディーで、雰囲気がホラーという組み合わせは結構たくさんあるのだが、この作品はその調合に見事に失敗している感じ。どっち付かずのアイウォンチュー。

May 27, 2007

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イレイザーヘッド　完全版

1977 / アメリカ / 監督：デイヴィッド・リンチモジャモジャ頭のしがない印刷工ヘンリーがガールフレンドのメアリーXの家へ行くと、奇怪な赤ん坊を産んだと告白され、結婚を決意するのだが・・・。採点：★★★★☆☆☆☆☆☆子供が見たらトラウマになるくらい衝撃的な映像。遺伝子には赤ちゃんを見たら”カワイイ”と思ってしまうシステムが組み込まれているというが、見事にそのシステムの破壊に成功しています。

May 27, 2007

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依頼人

1994 / アメリカ / 監督：ジョエル・シュマッカーギャングの秘密を偶然に知ってしまった８歳のマーク。彼は所持金１ドルで女弁護士レージーに弁護を依頼する。採点：★☆☆☆☆☆☆☆☆☆登場人物が全員必死になっているんだけど、全員とも何でそんなに必死なのかが分からない映画。下手なサッカーチームと一緒で、全員がボールに向かって走っていく感じ。フィールドを広く使いたまえ！

May 19, 2007

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狗神

2000 / 日本 / 監督：原田眞人悲しい過去を引きずり、恋も人生も諦めて暮らす坊之宮美希。坊之宮家は”取り憑かれると食い殺される”と忌み嫌われる犬神筋の家系だった。採点：★★★★★★★☆☆☆ホラーの緊張感を保ちつつ、隙あらば笑いを取ろうとする姿勢は非常に関心です。天海祐希がどう見ても４１歳に見えないのが難点。無理矢理白髪にされても納得できません。

May 19, 2007

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生きる

1952 / 日本 / 監督：黒澤明市役所に勤め、平凡な毎日を送る主人公は自分が癌に冒されている事を知り、人生を楽しむための秘訣を部下の女性に相談し、生きる事の意味を発見する。採点：★★★★★★★★★★カメラの構図が分かりやすい。悲しかったり、嬉しかったりがちょうど良い大きさにカットされており、食べやすいストーリーでした。

May 19, 2007

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イギリスから来た男

1999 / アメリカ / 監督：スティーブン・ソダーバーグ９年の刑期を終えて出所したウィルソンは、娘の事故死を知らされる。しかし、娘の死に不振を感じた彼はアメリカに渡りその原因を探る。採点：★★★☆☆☆☆☆☆☆時系列がわかりにくい構成になっているのだが、それがこの映画の面白い所でもある。娘の回想シーンに使われているエフェクトがかっこ良い。

May 19, 2007

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生きない

1998 / 日本 / 監督：清水浩保険金目当ての自殺ツアーが空港を出発。そうとも知らずに、父の代理で参加した少女が、死を覚悟した参加者の気持ちに変化をもたらしていく。採点：★★☆☆☆☆☆☆☆☆特になし。

May 19, 2007

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アンブレイカブル

2000 / アメリカ / 監督：ナイト・シャマラン乗客・乗員１３２人が死亡すた事故で唯一生存し、しかも無傷で救出された男の前に現れた謎の男は、彼に対し〈アンブレイカブル〉説を打ち明ける。採点：★★★☆☆☆☆☆☆☆子供の発想ってのは大事だと思うのだが、子供の発想のまま作品にしてしまった感が否めない。もうちょっと二人の関連性があれば良かったのだが、こっちが壊れる分、あっちは壊れないってのは無理があるような気が。

May 12, 2007

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暗殺者

1995 / アメリカ / 監督：リチャード・ドナー暗殺者ラスの標的が、彼の銃弾より一瞬早く何者かに撃たれた。横取りしたのは、ラスと同じく暗殺者のプロで、野心的な男ペイン。二人の戦いが始まる。採点：★☆☆☆☆☆☆☆☆☆普通です。

May 12, 2007

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アルマゲドン

1998 / アメリカ / 監督：マイケル・ベイある日小さな隕石が地球に衝突する。それは、迫りくる巨大隕石の断片でしかなかった。小惑星を爆破すべく１４人の勇士が地球を飛び立つ。採点：★★★☆☆☆☆☆☆☆泣けないよう。予想通りの展開ではどうしようもない。笑う事も泣く事も予想外の展開がこなければ顔面にまでは達しない。脳の中だけで「悲しいね」と処理されてしまい、涙がでるまでにはいたらない。

May 12, 2007

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アル・パチーノのリチャードを探して

1996 / アメリカ / 監督：アル・パチーノ俳優アル・パチーノが『ハムレット』のリチャード役をやるにあたってその難解な内容を共演者やスタッフたちと読み解いていくドキュメンタリー。採点：★★★★★☆☆☆☆☆物語の進行と同時に、そのシーンをどう表現するかを議論する様子を挟む構成が自然に編集されている。はじめは違和感を感じるが、次第にアル・パチーノの作り上げるリチャードのいる世界に引き込まれていってしまう。

May 12, 2007

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アラビアのロレンス　完全版

1962 / アメリカ / 監督：デビット・リーンアラブ独立の夢を描き、ゲリラ戦法で英雄とたたえられ、後に母国にもアラブにも裏切られたＥ・ロレンスの苦悩に満ちた生涯を壮大なスケールで描く。採点：★★☆☆☆☆☆☆☆☆『軍人として異才を発揮したロレンスの心の葛藤を描いているのだが、あまりに不自然にそれが起こるので気持ちが悪い。北朝鮮のアメリカ批判のドラマと基本は一緒なんじゃないかと思ってしまう。

May 12, 2007

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アメリ

2001 / フランス / 監督：ジャン・ピエール・ジェネ両親の勘違いで、隔離されて育ったアメリは妄想の世界に生きていた。だが、自分のいたずらが一人の人生を変えた事で現実世界に興味を抱くようになる。採点：★★★★★★☆☆☆☆映画館で見たのですが、後ろの女二人組がコレでもかと言うくらい爆笑するので、あまり笑えませんでしたが、この映画の小ネタは質・量ともに十分楽しめるものです。カメラワークや編集も気持ち良い。

May 2, 2007

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雨に唱えば

1952 / アメリカ / 監督：ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン映画がサイレントからトーキーに変わる直前のハリウッド。しかし、人気スターのリーナは悪声のため、新米女優のキャシーが吹き替えをすることに。採点：★★★★★★★☆☆☆とにかくダンスシーンがいい！この時代の歌といい、ダンスといい、映画といい、作り手が素直に楽しんで作っているといった気がします。でも、お客さんがいらん事を考えんでくれる時代ってのはいい時代なんでしょうかね？

May 2, 2007

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雨あがる

1999 / 日本 / 監督：小泉尭史武芸の達人・三沢伊兵衛と妻・おたよは、旅の途中の大雨で足留めを食らう。やっと雨が上がり外出した伊兵衛は、偶然城主の和泉守に目を止められる。採点：★★★★★★★☆☆☆伊兵衛も、おたよも、お互いにこの人ありきの完成された夫婦関係。そんな二人歩く道には、コレでもかと言うくらい美しい日本の風景が用意されていて、二人の人生の美しさとシンクロします。

May 2, 2007

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アミスタッド

1997 / アメリカ / 監督：スティーブン・スピルバーグ１８９３年、奴隷船アミスタッド号でアフリカ人奴隷による暴動が発生。やがて彼らは殺人罪と海賊行為で裁判をかけられることに・・・。採点：★★★★★☆☆☆☆☆パッと見のリアリティーに関しては天才的なスピルバーグ監督の才能が船上での黒人の反乱シーンに見てとれる。黒人差別を描くために、奴隷役として惨めな姿を演じる黒人役者たちの使命感には恐ろしいものを感じる。

May 2, 2007

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アベンジャーズ

1998 / アメリカ / 監督：ジェレマイア・チェチック天候を操り、世界を征服しようとする科学者と、それを阻止しようとする男女二人のイギリス諜報員との戦いを描いたスパイアクション。採点：★★★★★★★☆☆☆スパイ映画ならでは小粋なアイテムや微妙な心理作戦がイイ感じです。”天気で世界を征服”という悪の組織からもイギリスのめちゃくちゃハイセンスなお笑い感覚がうかがえます。

May 2, 2007

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アビス

1989 / アメリカ / 監督：ジェームズ・キャメロン原子潜水艦の救出に向かった海底油田採掘のクルーが同行した海軍クルーと衝突しながら任務を遂行。そこで彼らが遭遇したものとは・・・。採点：★★★☆☆☆☆☆☆☆ターミネーター２の前にこのCGを使っていたと考えると、なんかこれでもう十分じゃんと思ってしまう。確かに質は上がっているんだろうけど、落差が少なくてビックリしない。

Apr 24, 2007

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アパートの鍵貸します

1960 / アメリカ / 監督：ビリー・ワイルダー出世を夢見るサラリーマンが、上司の不倫のために自分の部屋を提供する。だが、その相手とは自分のあこがれの女性だった！採点：★★★★★★★☆☆☆派手な演出はなく人間の良い面・悪い面をおもしろおかしく描いた映画。出世のためとはいえ、主人公が上司のために嘘をつくシーンには人ごとは思えない辛いものがあるが、最後に全てがひっくり返るハッピーエンドが待っている。

Apr 24, 2007

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穴

2001 / イギリス / 監督：ニック・ハム若葉の春、イギリスの名門パブリックスクールから四人の生徒が姿を消した。１８日後、四人の中から少女がたった一人で戻って来た。採点：★★☆☆☆☆☆☆☆☆もっとミステリーな謎解きを期待していたのだが、結局は少女の妄想だけで構成されていて何でもありな状態。ただ、穴の持つ恐さみたいなものは最大限に出されていると思う。CGも特殊メイクもなく、「穴」だけで十分恐い。

Apr 24, 2007

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アドレナリン・ドライブ

1999 / 日本 / 監督：矢口史靖オカマ掘り、組事務所に連れ去られた鈴木。しかし、そこでガス爆発が起こり、やくざは全滅。鈴木はその場にあった大金を持って逃走するが・・・。採点：★★★☆☆☆☆☆☆☆タイトルで名前負けしてる感が否めない。２億円も手に入れたわりには使い方が地味でアドレナリンが全くでていない。追っ手のやくざにもやる気が感じられない。

Apr 24, 2007

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