原作者、マーガレット・ミッチェルの大ベストセラーの映画化。彼女は、レッド・バトラー
をクラーク・ゲーブルを想像して執筆したと言われています。
(10年近い歳月を費やして執筆され、1936年6月30日に出版、翌年ピューリッツァー賞を受
賞)
1939年度に、作品賞、監督賞をはじめ10部門のアカデミー賞を独占。
戦後、日本ではこの映画が遅れて上映され、映画を見終えた人々は、「こんなにすごい映画
を作るアメリカと戦争しても負けるはずだ」という感想を漏らした、という逸話があるそうで
す。
この映画を始めて見た時、スカーレットの美しさとその衣装の豪華さ、なんといっても火事
の場面の迫力、232 分(通常の映画二本分)なのですが、映画に引きこまれ、あっという間
に終わってしまいました。
ビビアン・リー、クラーク・ゲーブル主演で贈る映画史上に残る永遠の傑作、といわれてい
ます。
1939年上映 制作アメリカ
<ストーリー>
1861年。アメリカ南北戦争直前のある日、ジョージア州タラで、大園遊会が開かれた。い
つもパーティーの女王であったスカーレットは、その日、心に決めていた男性アシュレーと彼
のいとこのメラニーの婚約が発表されると聞き怒り悲しんでいた。その夜、ついに南北戦争が
勃発。激動のアメリカを舞台にスカーレットは強く、激しく生きていく。