ヘンリク・シェンキェヴィチ原作、三部作「トリロギア(Trylogia)」の第一作目「火と
剣とをもって」の映画化。
「叙事詩作家としての顕著な功績のために」1905年のノーベル文学賞を受賞、『クオ・ヴ
ァディス』でノーベル文学賞を受賞したとされるがそれは誤りのようです。
見ていて、何か変?ストーリーが繋がらない。106分となっていたので、カットされている
のかな、とは思いましたが、本来180分ある映画が、106分とはどんな感覚をしているのでし
ょうか?
戦闘シーンが多く、かなりの迫力、エキストラの人たちが気の毒になります。それでも、見
ていてすごく惹きつけられ、できれば完全な状態で見てみたい映画でした。
1999年 ポーランド制作
<ストーリー>
17世紀のポーランド王国。ビシニョベツキ公軍(王国軍)のヤン中尉は、沼に嵌っていた馬
車を助け、その中にいた美女・ヘレナと運命的な出会いを果たす。
(説明)
ポーランド王国は、1795年までポーランド一帯を支配していた王国。
14世紀にリトアニア大公国と合同し、14世紀から16世紀にかけては人口や領土で当時のヨ
ーロッパ最大国家「ポーランド・リトアニア共和国」を形成しその連邦の盟主となったが、ヨ
ーロッパの経済構造が変化すると対外戦争と内乱が続き、18世紀に共和国が周辺諸国に領土を
分割されると同時に消滅してその歴史を終えた。