フランク・ミラー原作のグラフィック・ノベル『300』を元にペルシア戦争のテルモピュラ
イの戦いを描いた作品です。
この映画に対し、イラン政府がイラン人の先祖であるペルシア人を激しく冒涜しているとし
て非難し、映画製作関係者達は、「この映画は、単にイラン人とスパルタ人の戦争物語を、真
実と異なる形で語っているもので、歴史を正確に伝えるものではない」と説明。
この映画は、ごく一部を除いてすべてスタジオで撮影され、背景などもCGで編集したものが
多く、そのため一部の評論家からは「あのスパルタ人たちの立派な腹筋もCGじゃないか」と揶
揄されたが、制作関係者達は「制作費を削るために鍛えるようにと指導していた」とコメン
ト。
バトラー自身は、撮影開始3カ月前よりトレーナーの元で1日4時間の訓練をし、役作りのト
レーニングを積み、彫刻のような肉体を得、「僕を本当の王と思って欲しかったから、誰より
も厳しい訓練を積んだ」と語っていたそうです。
主演のジェラルド・バトラー以下、戦士役の俳優さん達の鍛えられた筋肉をCGかどうか、ぜ
ひ見て頂きたいです。
2007年 アメリカ制作 R-15作品
<ストーリー>
紀元前480年、スパルタ王レオニダスの元に大帝国ペルシアの使者が訪れ、スパルタに服従
を要求する。
レオニダスはこれを拒否し、その使者を殺害する。そしてわずか300名の軍勢で100万のペル
シア軍を迎え撃つ・・・・・・・