監督……マイケル・カーティス
製作……プラト・A・スクーラス
原作……ルイス・デ・ウォール
脚本……ジェームズ・フォーサイス ジャック・トーマス ユージン・ヴェイル
撮影……ピエロ・ポルタルピ
音楽……マリオ・ナシンベーネ
●字幕翻訳:松浦 美奈
【キャスト】
フランチェスコ……ブラッドフォード・ディルマン
クレア……ドロレス・ハート
パオロ・デ・ヴァンドリア伯爵……スチュアート・ホイットマン
枢機卿……セシル・ケラウェイ
ローマ教皇……フィンレイ・カリー
サルタン……ペドロ・アルメンダリス
【解説】
『カサブランカ』のマイケル・カーティス監督が、神の教えを守り清貧を貫いた聖人・フラン
チェスコの生涯を映画化。
●ハリウッド映画ながらアッシジはじめイタリアの各地とローマのチネチッタ撮影所で撮影さ
れた。
●後に『ブラザー・サン・シスター・ムーン』としてフランコ・ゼッフィレッリ監督により再
映画化されたが、本作はフランチェスコの生涯を丁寧に描いています。
●戦いに生きる戦士でありながらフランチェスコの親友であるにヴァンドリア伯爵役は『コマ
ンチェロ』『素晴らしきヒコーキ野郎』のスチュアート・ホイットマン
この映画は、全編にわたり穏やかな雰囲気で、映像も綺麗で、とても丁寧に作られている映
画です。
マザー・テレサは、彼の人生を聞き、修道女を目指したと言われています。
興味のある方におすすめします。
1961年 アメリカ制作
【ストーリー】
13世紀、イタリアはイスラム国家の侵略を受けて乱れていた。
アッシジの豪商の息子フランチェスコは、教皇の呼びかけに応えて軍に志願するが、戦闘の最
中に神の声を聞き帰郷し、神の声に従い崩壊した教会の修復を始める。
神の教えを守り、すべての資産を捨て去る決意をしたフランチェスコに賛同した人々が集ま
り、仲間が増えていく。
ローマ教皇の承認を得て正式にフランシスコ会を発足させたフランチェスコは、イスラム国と
の平和調停を結ぶため旅に出る……。