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如何した?以前より動きが悪いぞ。やはり右が動かないと辛いか?
黙れ!貴様など左だけで十分だ!それよりも、話してて大丈夫なのか? ああ、大丈夫だ。例え物凄い速さで投擲したナイフだろうが―― シュ……ガチン! 重力の前では無力だ。到達する前に地面に落ちてしまうんだからな。どうだ?諦めないか。そろそろ面倒臭くなってきたんだが。 クッ。まだだ、まだ私は―― 私は…何だって言うんだ? !?その声は… ほぅ。まだ動けるか。だが流石に顔には隠せないようだがな。 まぁな。全然回復しねぇし最悪だ。それよりもイリス、何で戦っているんだ? 何って決まっているだろ!コイツを殺す為n …お前、人の話聞いていなかっただろ?俺は優先順位を誤るなと言ったんだぞ。なのに、なのに何戦っているんだゴルァ!! ブンッ!!ガシャン!! あの刀を投げただと!?何処にそんな体力が! ンなもん気合だ!それよりもイリス、お前は何の為に此処に来たんだ?怪我しているのに無理を言ってまで此処に来た理由は何だ! それは、レイを…。 そうだ。レイを助けたい。だから無理を言って付いて来たんだろ?それなのにお前は…。これでは連れて来た意味が無いだろうが。 う、それは…。 理由など聞かん。それよりも自分の優先順位が分かったな。だったら分かったらさっさとやれ!以上! …ああ! ふ、やっと話が終わったか。さて待たせられた分即効で付けさせて貰うぞ! 出来るものならな! 後は…だな。頼む、早く起きてくれよ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.23 01:14:45
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