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テーマ:DVD映画鑑賞(13604)
カテゴリ:映画☆観劇☆スポーツ観戦
新作のDVDをレンタルすることはめったにないが、
「魔法にかけられて」を借りてきた。 3月のエールフランスの機内で見たのだが、 生憎日本語吹き替えがなく、英語で見たものだから、 だいたいの筋はわかったものの、なんだかすっきりしていなかったので、 早く見てみたかったのだ。 ディズニー映画なので、結末はハッピーエンドに決まっているという 安心感と、「夢はかなうのよ!」のテーマに身を委ねて、 小難しいことを考えずに見ると、楽しい作品だ。 冒頭アニメーションから始まる。 アニメの世界のジゼル姫(エイミー・アダムス)が 魔女(スーザン・サランドン)にはめられ、現実の世界のニューヨークに放り出される。 ここでアニメから実写に切り替わる。 そこで子持ちのちょっと情けない系の弁護士ロバート(パトリック・デンプシー)と出会い、 友情から恋愛感情に変わる頃、アニメの世界で婚約していたエドワード王子(ジェームズ・マースデン)がニューヨークに追いかけてきて・・・ 「白雪姫」「眠りの森の美女」「わんわん物語」「シンデレラ」「リトル・マーメイド」など従来のディズニーの作品をパロディにしているシーンがわんさかあり、 ディズニーファンにはたまらない作品で、全編「隠れミッキー」を探しているような気分で見ることもできそうだ。 ジゼルの真実の王子様はバツ1子持ちの弁護士というのは妙に現代的だが、 クラシックな雰囲気と現代がうまくミックスされてバランスが良かった。 クラシック部門担当のエドワード王子が笑える。 衣装はものすごく大きなチョウチン袖の王子ルック一着きりで、 おバカ王子キャラ全開の、ご陽気、能天気、そしていきなり歌い始める。 でも彼は最後の引き際が見事で、育ちのいい方はそうでなくちゃ、と感心した。 引き際良すぎて、バカにも思えるが。 お定まりの“めでたしめでたし”でTHE ENDだが、後日談はあまり想像しないほうが いいかもしれない。なんか苦労しそうに思えるのは意地悪な見方かな。 ニューヨークに行ったことがあると2倍楽しめそう。 返却してからわかったのだが、魔女の役はスーザン・サランドンだったのね。 ほんの数日前見た「デッドマン・ウォーキング」のシスターヘレンと同一人物とは思えなかった。 特に毒リンゴのおばあさんの特殊メイクはすごい! 別の顔をかぶっているような状態で、彼女の面影はゼロだ。 老若男女誰が見てもOKというのは、さすがディズニー! ね。 (2007年 アメリカ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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