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カテゴリ:旅行(北海道・東北)
中島公園にある重要文化財の建築物、豊平館。
開拓使のシンボル★が建物センターに輝いている。 この★ですね。 雨がポツポツしてきてるので、先に建物全景を撮っておこう。 1881年(明治14)に開館した洋風ホテルで、元は中央区北1条西1丁目(現在、札幌市役所の向かい側、札幌市民ホールあたり)にあった建物で、1958年(昭和33)に中島公園に移築された。 ホテルの最初のゲストは明治天皇で、北海道行幸の行在所となった。 「天皇御座所」となったのは、2階向かって右端の「ウメ」の部屋だ。 ウメの部屋 内部見学の入館料は300円。 ウメの部屋は調度品に近づけないが、他のエリアは制約がほとんどなくて自由に見学することができる。 当時の客室の雰囲気を感じられる部屋もある。 舞踏会もできそうな広間 パンフレットの「豊平館の歩み」を読むと、 明治の頃は宮内省の所管で、大正期に札幌市へ移譲。太平洋戦争時は陸軍の司令部となり、戦後は進駐軍が接収して駐屯部隊の宿舎となる。その後、一時期三越札幌店の売場となってから札幌市民会館と改称され、1958年(昭和33)に現在の場所、中島公園に移築されて市営結婚式場となった。 かなり色んな使われ方をした建物なのね。 今も午後5時以降は貸室として利用でき、パーティー、ブライダル、コンサートなどに使える施設になっている。 営利目的でない場合、広間は1時間3300円で借りられる。 こういう雰囲気、いいなぁ レトロなムードに浸っていたら、どうもお外が騒がしい。 風が落葉を舞い上げ、大雨になってる〜 少し間をおいたらましになるかしらとスマホで雨雲情報をチェックすると、1時間後はますますひどくなるようで雨雲レーダーが真っ赤っか。 早めに地下歩行空間に逃げ込もうと、豊平館から近い札幌市電の中島公園通駅へダッシュ 先日買ったばかりのアナスイの折り畳み傘がしなるのを押さえながら駅へ急ぐと、ラッキーなことに市電が停車していた。 市電で狸小路まで行き、そこで地下街に潜った。 大雨になる前に全景を撮っておいて良かった 豊平館 札幌市中央区中島公園1番20号 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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