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カテゴリ:大阪府自治体巡り
和泉市のテーマは「弥生時代」。
和泉市には、総面積60万平方メートルの規模を持つ、池上曽根遺跡という弥生時代の環濠集落の遺跡がある。 現在はその一部が「池上曽根史跡公園」として整備されて、高床建物と竪穴住居が復元されている。 弥生時代の期間については諸説あるようだが、紀元前4世紀から紀元後3世紀と習った記憶がある。 池上曽根遺跡が最も栄えていたのは弥生時代中期で、今から2200年から2000年前になる。 ローマでその時期というと、カエサルとクレオパトラ、アントニウスがわちゃわちゃしてた頃になる。この遺跡の見方としては間違っているが、エリザベス・テーラーとレックス・ハリソンの姿を思い浮かべて、ローマって凄かったんだわと思ってしまった。 復元された高さ11mの高床建物には、「いずみの高殿」という名がつけられている。 史跡公園の横は国道26号線 26号線は遺跡の上。 この辺りの区間の26号が第二阪和として開通したのは、私が中学生の頃なので45年前くらいになる。工事前の発掘調査では色々出てきたんじゃないかな。 1995年には大型掘立柱建物跡と日本最大・最古の丸太くり抜き井戸が発見され、建物のヒノキの柱は紀元前52年の伐採とわかっている。 国道26号線の歩道を南へ歩く。 史跡公園から100m少し南に大阪府立弥生文化博物館がある。 弥生文化をテーマにした博物館で、弥生土器をたっぷりと見学でき、触れるコーナーもある。 規模は大きくないが、2000年前にどっぷりと浸れる博物館だ。 池上曽根史跡公園 大阪府和泉市池上町3丁目8-25 大阪府立弥生文化博物館 大阪府和泉市池上町4丁目8-27 [和泉市] 人口 184,392人(2022年2月末現在) 面積 84.98平方キロメートル キャッチフレーズ 「トカイナカ」で子育てしやすいまち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.03.27 11:30:06
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