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カテゴリ:日帰りのお出かけ(関西)
西国三十三所 第二十二番札所 総持寺
ガオぉ~ と吠えてそうな亀さんが気になる門前。 仁王門から境内を見る 仁王さん 威厳、睨み、筋肉質な身体、バランスがとれている仁王さんなので、好みだ。 正面に本堂 とても明るい境内で、来る人を拒まずの雰囲気がある。 創建は平安時代、開基は中納言藤原山蔭。高野山真言宗のお寺だ。 この本堂は豊臣秀頼による1603年再建のもの。 こちらは「亀」にまつわる逸話があって、 平安時代、藤原高房が大宰府赴任の途中に淀川を下っていると、大きな亀が漁師に捕らえられていて、高房は自分の着物と交換して亀を助け、川に戻してやった。 その夜、息子の山蔭が川に落とされて行方不明になったので、高房は観音様に「息子を戻してほしい」と祈念すると、助けた亀が山蔭を背にのせて現れた。 高房は観音様の御恩に感謝し、それが息子の山蔭に引き継がれて、観音様をお祀りするお寺を建立した。 まさに「亀の恩返し」。 ご本尊は亀にのった千手観音様で秘仏だが、今年の5月、6月の日曜日は特別御開扉されるそうだ。 御神籤も亀さん。 めったに御神籤引かないのに、亀さんにつられてしちゃったよ。 ちょうど梅が咲き始めた頃で、 しばしお花見となった。 綺麗に整えられている境内で、この時は休業中だったがガラス張りのこじゃれたカフェもある。 開基の藤原山蔭は「包丁道の祖」といわれ、料理人の方々からの信仰が厚いお寺だ。 総持寺 大阪府茨木市総持寺1‐6‐1 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.05.22 14:00:07
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