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2022.06.21
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カテゴリ:大阪府自治体巡り
堺市美原区、元は南河内郡美原町だったが、2005年に堺市に編入され、2006年に堺市美原区となった。

堺市美原区のテーマは「河内鋳物師」

河内鋳物師「かわちいもじ」と読む。


美原区の地域では8世紀初頭には銅の鋳造工房があり、特に美原区大保(だいほ)地区は、平安から室町にかけて「大保千軒」と呼ばれるほど鋳物師が多く住み工房が多数あった。

平清盛五男の平重衡による南都焼討によって焼失した東大寺大仏殿の再興では大仏鋳造に、また鎌倉大仏の鋳造、全国の梵鐘も手がける鋳物技術集団だったのが河内鋳物師だ。

河内鋳物師の本拠地だった大保地区を歩くことにした。


府道36号と国道309号線の交差点〈下黒山〉から309号線を北上する。



〈下黒山〉交差点から500m北に行った左側に、

「鍋宮大明神碑」がある。


道路上の案内はまぁまぁ立派だが、現物は手入れがあまり行き届いていない状態。



木が育ちすぎて、石碑の文字が見えないのよ(困)


「日本御鋳物物師發祥地」とあるようだ。


そこからもう少し309号線を北上すると右側に神社がある。

廣國神社



境内には大きなお鍋がある。


河内鋳物師ゆかりの地らしいオブジェだ。

廣国神社から大保の集落内へ。


より流通に便利な海寄りの堺へ移住したり、全国から仕事の依頼があり、その仕事先に定住したりと、15世紀には大保から鋳物師は分散していった。



だから、今は「鋳物」の名残は感じられない。



歴史はありそうな集落とは感じた。


大保のすぐ南には、5世紀中頃に築造された考えられる前方後円墳の黒姫山古墳がある。




[堺市美原区]
      人口 36,983人(2022年6月1日現在) 
      面積 13.2平方キロメートル
キャッチフレーズ ”みんな”の架け橋になり、 笑顔があふれるまち美原
                                                                           ~さあ、一緒に挑戦しよう~





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Last updated  2022.06.21 12:20:06
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