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カテゴリ:大阪府自治体巡り
大阪市浪速区のテーマは「通天閣」。
大阪のシンボル、通天閣。 実は、通天閣に上るのは初めて。 いつも身近にあると意外にそうなってしまうのかもしれない。 メトロ堺筋線〈恵美須町駅〉3番出口の階段を上ると、 あっ 見えた! 通天閣本通を歩いていくと正面に塔の全景が見える。 1956年(昭和31年)竣工。通天閣としてはこの塔は二代目だ。 設計は、名古屋テレビ塔・別府タワー・さっぽろテレビ塔・東京タワー・博多ポートタワーを設計した内藤多仲。施工は奥村組。 塔の高さは100m+避雷針の8m。 国の登録有形文化財に登録されている。 塔の真下までやって来た。 では人生初、通天閣に上ってみましょ。 チケット売り場は地下1階にある。(階段とエレベーターがある) 地下1階にはお土産コーナーがあり、 森永のキョロちゃん グリコ 日清のひよこちゃん などのキャラ商品がいっぱい並んでいて、一緒に撮れるフォトオブジェもあり、若人は楽しそうに写真を撮っていた。 ベタなんだけど、楽しそうなお土産物売場だ。 チケットは2種類。 一般展望台までは、大人900円、子ども(中学生以下)400円。 特別屋外展望台までなら、大人1200円、子ども(中学生以下)600円。 屋外はおっかないので、900円にした。 この日はひとりだったので無理はしない。 観光名所名物の写真コーナーがあり、展望台へのエレベーターに乗る前にグループ毎に記念写真を撮って出来栄えを見て買うかどうか選ぶようになっていた。 うまいなぁと思ったのが、撮影コーナーでの様子が次に待っている人達から見えないようになっていたこと。丸見えだと躊躇してしまうポーズも見えないからやれてしまう。おひとり様でアラカンおばちゃんという2つの要素を持っていても、カメラマンにしか見えないので、両手を頭上に上げる「通天閣ポーズ」が出来てしまった (爆笑)。 で、買ってしまった。(1枚1300円) 以前は理屈っぽくて世の中斜めに見ていたが、もう残されている時間のほうが少ないと思うと、そんな事していると損だと感じるようになった。身近な人の死で「死」をより近くに感じ、目に見えないウィルスに振り回され、ミサイルが飛んでくるかもしれない、「第三次世界大戦」なんてワードまで頭にチラチラするようになってしまったので、小さな楽しみでもやれることはすることにした。 Inspire the Nextの日立のエレベーターに乗って展望台へ。 エレベーターの扉が開くと、まっキンキンの世界だった。 大阪のテーマカラーは金なのね。太閤さんのせいだな。 有名なビリケンさん 金の背景で神々しさが増して見える。 展望台からの眺め 東側 通天閣の3倍の高さがあるハルカス。手前の緑は天王寺公園。 赤い橋の左側は茶臼山。 南側 西側 うっすらながら淡路島と須磨のあたりが見える。 北側 駅から歩いてきた通天閣本通 北側は高い建物がたくさんある。 通天閣よりも高そうなものも。 伊丹への着陸態勢にはいっているJAL機。 飛行機が見えると心の中ではしゃいでしまう。乗ったらウンザリしてしまうのにね。 大阪のもうひとつのシンボルも。 コンパクトな展望台から360度ぐるっと見渡せて、眺めを堪能した。 100mないという高さからなので、建物ひとつひとつを認識できるのも楽しかった。 エレベーターで下りると、通天閣の歴史を感じられるジオラマがあるコーナーがあった。 今もトコトコ走っているチン電(阪堺電車)の恵比寿町駅界隈 看板に「浜寺海水浴場」とある。祖母が「浜寺いうたら海水浴やで。で、あそこはお金持ちの別荘がいっぱいあったんや」と言ってたのを思い出した。 新世界界隈 初代通天閣とルナパーク 初代通天閣は1912年(明治45年)にルナパークと共に完成した。 初代は1943年(昭和18年)に、足元の映画館の火災によって損傷し解体された。 初代が姿を消して13年後に二代目が再建。 私より年上の今年66歳の二代目さん。 全然カッコつけてない庶民的雰囲気で、大阪特有のわちゃわちゃごちゃごちゃ感がありながら、ところどころ真面目に歴史を大事にしていて楽しめた。 チン電のジオラマを見ちゃったので、予定変更してチン電で帰ることにした。 めっちゃ時間がかかってしまったわ [大阪市浪速区] 人口 78,541人(2022年7月1日現在) 面積 4.39平方キロメートル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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