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2022.12.13
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カテゴリ:大阪府自治体巡り
大阪市住吉区のテーマは「すみよっさん」

府民が親しみをこめて「すみよっさん」と呼ぶ「住吉大社」に行った。


鳥居の前の通りをチン電(阪堺電車)が走る。

鳥居をくぐると表参道で、参道左側にある石碑には、


「遣唐使進発の地」とある。

遣唐使たちは、唐までの長い航海の安全を住吉大社で祈願してから旅立っていった。
住吉大社の「航海安全の神」の歴史は、史実として1400年以上の伝統がある。


すみよっさんのシンボル、朱塗の反橋(そりはし)


最大傾斜は48度。
この橋を渡るだけで「お祓い」になるという。





では、国宝が4棟建ち並ぶ境内へ。





手前から第三本宮と第四本宮の2棟が並んでいる。
その奥に第二本宮。
一番奥に第一本宮。

一二三が縦並び、四だけが三の横に並んでいる独特の配置だ。
すみよっさんのホームページによると、参拝の順序に特に決まりはないとのこと。


第一本宮からお参りした。

この建物は本殿の前にある幣殿(重要文化財)


それぞれ前から幣殿・渡殿・本殿でひとつの本宮が構成されている。

本殿の建築様式は「住吉造」という非常に古い様式。



本殿は、妻入式切妻造で屋根は檜皮葺。


本殿・渡殿・幣殿とも江戸時代文化年間の1810年に造営されたものだ。


「航海安全の神」の他に、「農耕の神」としても崇められていて、

境内敷地内にある御田での御田植神事は、国の重要無形民俗文化財に指定されている行事だ。


境内には600基以上の石燈籠が並んでいて、江戸時代には廻船業から奉納されることが多かったそうだ。



今は海岸線はずっと西のほうになってしまい、海は見えずチン電が走っているのが見えるぐらいだけど、全ての本宮が西を向いて建っているすみよっさんは、1400年の間ずっと茅渟の海(ちぬのうみ)の安全を守ってくれているのかもしれない。

「茅渟の海」とは「大阪湾」のこと



住吉大社
大阪市住吉区住吉2丁目9‐89




[大阪市住吉区]
人口 152,110人(2022年11月1日現在)
面積 9.40平方キロメートル





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Last updated  2022.12.13 15:00:08
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