今日は千本えんま堂の狂言を
きょうは 千本えんま堂の狂言に。夜の部。冷え込みきびしかったです。こちらは台詞のある劇。ただし、今日 最初の演目「芋汁」は無言劇。同じ 無言の狂言である 壬生狂言と 手振りの大きさや 動作の速さが 違いました。壬生狂言の方が ゆっくりと 大きな動作。芋汁、鬼の念仏、舌切雀、そして土蜘蛛。こちらの土蜘蛛は テンポ早く 25分くらいで終了。壬生狂言は50分くらいで、舞台から土蜘蛛が飛び降りたりそれを武者が追ってまた 飛び降り・・・などアクロバティックでしたが・・・。土蜘蛛登場のシーンでも おどろおどろしく迫ってきましたし。ちょっと怪獣映画を思わせるところもあったりしてスリリング。無言劇ならではの工夫か?一方、鬼の念仏、舌切雀など せりふある狂言はききやすくて ほとんど現代劇の様。言葉も かなり 現代化している?かも。ほのぼのとしたユーモラスなやりとりを 楽しめました。一時(9年間ほど)中断し、しかも中断期間中に舞台や衣装が焼失するという悲運にみまわれたが、それをバネに再興したそうです。気がついたら 会社の同僚も見に来てました。この後 松尾大社のやまぶきのライトアップ見に行くということでした。