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東京にいる息子から、「一時帰省したい」と今朝メールが来た。
昨晩主人と三人でSkypeで三者懇談したばかりなのに、変だなと思った。 状況がつかめないので、理由を聞いたら、 息子の小中高の同級生が交通事故に遭って亡くなったらしい。 息子自身も詳しくはわからないらしい。 私自身も混乱している。 でも、事実だった。 その子が現役で進学した時も、 息子たちが浪人で進学した時も、 四人で、お菓子ぼりぼり食べながら壮行会を知人宅でした。 GWも夏休みの帰省中も会っていた。 一緒にギターを弾くのが楽しみで、 やっとこさ大学合格した息子は やっとこさ自分のギターを手に入れて、 その子に見せたくて、見てもらいたくて、一緒に弾きたくて 毎度ながらギターを背負って新幹線に乗って帰省する。 たぶん冬休みも、そのまた春休みも、そのまた次の休みも、 続くと思っていた。 あの仲間四人で会うことはもうないのか? 誰かと会っても、彼のことを想うだろう。 彼を忘れるなんてできないと思う。 昨日だって、クラス会の連絡を彼から受けたと息子が話してくれた。 高校の同窓会だって、 成人式だって、 中学の同窓会だって、 会う予定だったんだよね。 息子の会話の中でよく出てきた友人だ。 みんなは、将来どんなになっていくんだろうね~って、 当然あるものとして存在した。 幸い、私は47年間で、仲の良かった友人は健在だ(たぶん) もし、あの子が、20歳前に、いなくなっていたら、なんて、 恐ろしくて考えられない。 会わなくても、友達は青空の下で元気に暮らしている。 何年会わなくても、ひょっこり会う機会は現れたりする。 現に、私は、息子の上京の引っ越し荷造り荷ほどきのあいまに、 彼女に会わせてもらえた。(息子ありがとう) 会えなくても元気にしている、きっと元気。 だから私も元気でいよう。 息子は会えない。 一緒にギター弾けない。 それを乗り越えるには、まだ19歳。 大丈夫かな。 新幹線ちゃんと乗って帰ってこれるかな。 辛いよな。 小5の時、可愛がってくれた幼稚園の先生のお通夜の後、 息子嗚咽していた。 あの時よりもっと辛くなると思う。 乗り越える力を息子に。 友達君、息子と仲良くしてくれてありがとう。 息子のへっぽこギターに付き合ってくれてありがとう。 ギターの相談乗ってくれてありがとう。 心残りいっぱいあると思う。 ただただご冥福をお祈りいたします。 そしてご両親のお気持ちを考えると、 本当に苦しくなります。 やり切れません。 将来有望な人が 本当に有望な人が、 一人亡くなりました。 私たちにできることは、 一生懸命生きることです。 与えたられた場所で、自分なりの花を咲かせて生きることです。 うまく書けませんが、 人の死は乗り越えて生きていかねばなりません。 みんな乗り越えて生きているのですよね。 だけど、 その死が余りにも若いときは、どうやって乗り越えたらいいのでしょうか? お母さんは、上手に言えません。 お母さんですら、去年亡くなった自分の父親のこと考えるとダメになりそうになります。 78歳だったから、十分生きたって理解しなくちゃいけないのに、 若い命と比べたら、十分だって納得しなくちゃいけないのに、 それでも、足元が崩れる感じが時々します。 でも、おじいちゃんの面白かったエピソードや、付添中に笑っちゃった出来事とか思い出して、 「悲しい」に負けないようにしています。 19歳のお前に、そんな技ができるだろうか? 頑張って帰ってきておくれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.11.10 14:51:18
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