Dream of Dreams

　
　奈良の事件。

同年代の子を持つ親としては・・
虚しく、悲しく、辛い気持ちで一杯になる。

　
　なぜ？？？
　こうなる前に、どうする事も出来なかったのだろうか？


子供の成績が低迷、それを喜ぶ親なんていない。
子供の夢を叶えてやりたくない親なんていない。


どこにでも、どこの家庭でも多かれ少なかれ、揉め事となるテーマ。
それだけに、とても人ごととは思えず、余計心に重く圧し掛かる。


　夢と現実・・
　親の心、子の心・・

そこに大きなギャップ・溝が生じてしまい。
そのギャップに雁字搦めにされてしまった加害者となった少年の心情。
それを考えた時、涙が溢れる。


心の拠り所であるはずの家庭が、地獄だったとすると居たたまれない。



・・・我が家はどうか？？

１号の中間考査の結果、芳しくなかった。
それなりにしか勉強してない者は、それなりの点数しか取れない。
当たり前だ。
　
私にとって”それなりにしか勉強しない”という姿勢が許せなかった。
声を荒げ、１号とも言い争いになった。

が・・
もう一緒に中学受験の勉強をしてきた頃の１号とは違う。
反抗期に入り、｢勉強しろ！｣と言って素直に言うコトを聞く術もなく。
お互い、嫌な気持ちになるだけ馬鹿らしい。

　それなら勇気がいるけど、黙って見守っている方がイイんだろう・・。



我が子の為と思って発する言葉も、時にプレッシャーとなり、我が子を苦しめるということ。



亡くなられた３人のご冥福をお祈りすると同時に
自分自身が親として煮え詰まった時、この家族のこの事件を教訓に
していきたいと強く感じた。