『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきました
映画「ボヘミアン・ラプソディー」仕事帰りに映画館に立ち寄って、観てきました。 「来て良かった!」が正直な感想です。予告編を見た時、すでに亡くなっているフレディ以外は、本人達が演じているのではないかと錯覚しました。映画を観ている最中も、「年齢的にあり得ないけど本人では?」と、そんな風に感じたのです。それほど、俳優さん達の役作りは素晴らしいものでした。 フレディ役のラミ・マレックさん。役になりきるために、一年もの歳月をかけたそうです。最初、少し違和感があったものの、フレディだと思うのに時間はかからなかった。フレディの繊細な感情だったり、歌への自信だったり・・・あらゆるシーンのフレディをうまく表現していたと思いました。たくさんのステージ衣装で歌う姿は、かつてのフレディと重なり、ワクワクとした気持ちになりました。 ブライアン・メイ役のグウィリム・リーさん。顔も演技もブライアン・メイそのものでした。私は、ブライアン・メイの穏やかなひととなりが大好きです。理想の父親像を抱いています。もちろん、ギターテクニックのすばらしさは言うに及ばず。彼は、本人からギターテクニックの手ほどきを受けたのだとか。羨ましいな~~~ ロジャー・テイラー役のベン・ハーディさん。キュートで愛らしい顔立ちが際立っていました。彼も、本人にそっくりだと思いました。甘いマスクと男らしさのギャップが魅力なのですよね。 ジョン・ディーコン役のジョゼフ・マゼロさん。少し控えめなイメージがするジョンですが、ふとした時の表情が、彼そのものですよね。元々の顔立ちもよく似ていることもあって、やはり本人にしか見えない。「ボヘミアン・ラプソディ」のライブで行っているダンスを取り入れたそうですが・・・残念ながら、観終わった後で知りました。 俳優さん達の役作りに加え、映画の中で使われている28の名曲は、全てクイーン本人の音源です。 『ウィ・ウィル・ロック・ユー』名曲が誕生する瞬間を、私も映画の中で、共有することができたのです。クイーンのコンサートに行った時、この曲でクイーンとひとつになり盛り上がったのを、昨日の事のように思い出しました。英語が母国語でない日本のコンサートにおいて、『ウィ・ウィル・ロック・ユー』は、場内をひとつにするために最高の曲でした。 ラスト21分間のライブエイドシーンは、とにかく圧巻でした。まるで、コンサート会場にいて、演奏を楽しんでいるファンの一人になりきっていました。足と手で取るリズム♪一緒に口ずさむ歌♪ 会場全体に響き渡る大音響の演奏・・・と思えば、場面が変わり小さな音に・・・それを繰り返すことで、よりコンサート会場の迫力が増したようでした。 フレディが亡くなって、今年で27年です。私に、洋楽のすばらしさを初めて教えてくれたクイーン。フレディが他界したことを知り、もうこれ以上、彼のドラマティックな歌声や最高のパフォーマンスに触れることができないと知り、青春の一ページが終わってしまったのを感じ、泣き続けたのは昨日の事のようなのに・・・ でもね、映画「ボヘミアンラプソディー」を観終わった後、またクイーンとの蜜月が復活したようです(笑)洋楽にハマるきっかけになった『Killer Queen』