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テーマ:水系ペットのお話(2827)
カテゴリ:エビ
先日、『中原中也全詩集』と『町田康全歌詩集 1977~』を
購入しまして、寝る前とかゴロゴロダラダラしているときに ペラペラと読んでいます。 詩集は最初から読まなくてもいいから助かります。 いつもランダムで開いたページの詩を読んでいます。 双方とも「全」と銘打っているだけに、 なかなか厚い文庫本となっています。 ▲このような厚さです。 比較対象として、シャアザクの頭を置いてみました。 あ。シャアザクの頭の大きさが分かりませんよね。うっかり! 昨夜、眠剤を飲んで眠くなるのを待ちながら、 町田康さんの詩集を読んでいました。 こんな詩を見つけました。 苦しいことから私は逃げた 苦しいことから私は逃げた。悲しいことから私は逃げた。 怖かった。つらかった。寒かった。風が吹いて。 子供の頃には真冬のか風のなか、ひとりで走った。寒さを知らずに、恐れも知らずに。 別れた女が渋谷を歩いてた。昔の女がとぼとぼ歩いてた。 貧しい姿で、ひとりで歩いてた。 急に鳴り響く昔の音楽。魂ゆさぶった昔の古い曲。昔のダサイ曲。 愛してる、愛してる。愛してる、愛してる。 愛してた、愛してた。愛してた、愛してた。 昔の古いこと、昔の古いこと。 急に立ち止まり空を見上げた。なぜだか突然、空を見上げた。 青かった。高かった。青かった、空がもう。 子供の頃には犬ころみたいに、地面に転がって空をみあげてた。ずっとみあげてた。 毎日なにかに追われて暮らしてる。虫けらみたいな私の人生。 それでも生きてく。青空みあげてね。 子供の頃から変わらない空が、いつでもどこでも私を見守る、私を見守る。 青空がある限り、今日もまた、生きていく 青空がある限り、今日もまだ、生きている 町田さんは、パンクロックの世界で音楽活動をしています。 ゆえに、町田さんの創った歌詩(この詩集では、歌詞ではなく、歌詩とされています。 町田さんの造語と思われます)は、意味不明で、怖いほどの激しい言葉で 構成されています。 町田さん自身も、独特の殺気を放っていて、一見すると怖いんですよ。 そんな町田さんの歌詩集の端っこに、そっとこんな優しい詩があったんです。 僕は、言葉との出会いは偶然ではなく蓋然だと思っています。 歌でも小説でもエッセイでも詩でもブログでも、その人にとって必要なときに 適切な言葉と出会うように出来てると思っています。 僕は昨夜、この詩と出会う運命にあったのでしょう。 そういえば、この頃、空を見上げてませんでした。 会社の行き帰りも、アクアショップの行き帰りも。 いかん、いかん。これじゃ病気になる前とおんなじだ。 余裕を持とう。空を見上げよう。UFOが見れるかもしれないし。 アングラ・サブカル的考え方だけは、どうしても治せません。 * さて、アクア日記です。 今日は、デジカメ麻里ちゃんの得意技「接写」をフル活用してみました。 25cmキューブ水槽にチェリーレッドシュリンプを集めて、 そのエサとして『紅蜂ストロング』を与え始めて、10日ほど経過しました。 紅蜂ストロング 30g 「シュリンプの殻を赤く!厚く!そして強く!」がキャッチフレーズの 『紅蜂ストロング』はよく効きますよ~。 ミナミヌマエビにしか見えなかったチェリーさんが、 こんなに赤くなりました。 ▲遠くから見ると真っ赤なんですが、接写するとまだまだですね。 ▲前の子よりは赤いですね。黄色い卵巣が映えますね~。 ▲どりゃ!この子が一番赤いです。 ちなみにチェリーさんは10数匹いるのですが、 お見せできるような赤い子は、以上の3匹だけです。 特製混ぜ混ぜブレンド粉エサをあげてますからね。 他の子は『紅蜂ストロング』を食べていないと思われます。 『紅蜂ストロング』の比率を上げてるんですけどね。 みんなどんどん赤くなってほしいです。 そして出来れば、抱卵をしてほしいです。 抱卵が先か、僕が我慢できず補充しちゃうのが先か、 勝負のしどころですね。 僕は、我慢するのが苦手ですよ~~~~! ▲接写ついでに、同居しているハブローススさんも撮ってみました。 いい。凄くいい。いいですよ。小型コリドラス。かわいい。 さっきから頭の中で「ピグミー。ピグミー」という言葉が ぐるぐると回っております。 振り払おうとすると「ピグマエス。ピグマエス」に変わります。 どっちも同じじゃあぁぁぁ!!!! 危険です。危険です。 繰り返しますが、僕は、我慢することが苦手なんですよ~~~。 欲望が!煩悩が~~~~! もう、出家しようかな。ナンマイダー。 えーと。5枚! では、今日はこの辺で~。 今日も読んでくださってありがとうございました。 応援のランキングバナークリックをしていただけると嬉しいです。 よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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