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・・・卒業・入学の季節ですが、教職員組合・日教組に対する風当たりが以前よりも増し、組織力とか声の大きさではナカナカ思う方向へは誘引することが難しくなってきているようです。
これも情報開示が進み情報の独占が崩れ、広く一般にも真実が浸透し始めていることの証左でもあろうかと思いますが、それでも尚、旧態依然の化石のような愚にも付かない思想に囚われているシーラカンスのような方達も依然勢力を維持継続しようと必死のようですが、地球を席巻していた恐竜も滅んだのですから・・・。 で、相変わらず国旗国歌に対する不遜な行動が繰広げられていますが、そんな中でも純粋に国に対する尊厳を保ち且つ継承したいと思う気持ちは失いたくないと自然な行動をしている方たちが居ります、慶賀。 反時代的雑感★通信(Vol.168) 日の丸と君が代と卒業式の風景 メルマガからですが、一読の価値ありです・・・以下。 ●卒業式の風景 <168号> 尚、長尾先生の掲示板は(↓)です。 http://bbs1.otd.co.jp/25501/bbs_plain ◆11282 あ~不愉快 管理人 2005/03/11 21:46 (=長尾先生は都立高校の教師であり推理小説作家のあの「長尾先生」です!) 今日は卒業式でしたが、本校では「君が代」全員起立で恙無く終わりました。 ただ、最近は日の丸・君が代反対派が校門で何度もビラをまいていて、かなりの不愉快な思いをしていました。 今日は本番ということで、五六名(学生風+運動家風)が日の丸・君が代反対のビラを生徒や保護者に配っていましたが、校内に入らない限り、 法的には問題ないので、たとえそれが学校教育に対する妨害行動でも阻止できないのが悔しいところです。 とはいえ、黙って見ているのも癪なので、今日はちょっと話しかけてみました。 学生風に「なんで日の丸に反対するの?」 「日の丸はナチスのハーケンクロイツと同じだからです」 「あのね~、ハーケンクロイツはナチの旗だったけど、日の丸は軍国主義のために作られた旗ではないでしょ」 「・・・・・・」 アホらしいので、運動家風の男のところへ 「なんで反対するのですか」 「あなたは日の丸・君が代に賛成か」 「当然です。そんなのはマナーの問題です。そもそも、公教育において教員が組織的に国旗国歌に反対している国などあるのか」 「・・・・・・」 答えず。 「しかし、日の丸・君が代を強制するのはよくない」 「生徒に強制はまずいが、教員はやむをえないのでは」 「それはおかしい。内心の自由に反する」 「じゃ、これまでの日の丸・君が代裁判で勝訴したことがあるのか」 「・・・・・・」 「ないでしょ」 「我々は今裁判で闘っている」 「でも、これまでの判例はどれも違憲だと認めてないでしょ」 「裁判がすべてではない」 「そりゃ、民主主義に反するのでは。そもそも日の丸・君が代に反対しているのはわずかな都民でしょ」 「そんなことはない。大勢の者が反対している」 「それは貴方達だけでしょ。都民の何割くらいですか」 「そんなことは関係ない。大勢の教職員が反対している」 「いえ、国民の多数が日の丸・君が代には賛成してます。それに、こんな姑息なことをしてないで、日の丸・君が代反対の議員とか知事でも立てたらどうなの。民主的とはそういうことでしょ」 「こういう運動の何が悪いのか。そういう考えは不愉快だ」 「私も貴方達の行動が不愉快ですね」 運動家風、立ち去る。 細部は覚えてないのですが、だいたいこんな感じでした。論評は控えますが、人様の高校の前に勝手に来て、勝手にビラまきして「不愉快だ」もないもんです。(苦笑) ともかく、日の丸・君が代といいジェンダーフリー推進派といい、(純真な)若手を抱き込んで必死の攻勢にかけてきているのは間違いないようです。 ===================== ◆11283 Re:あ~不愉快 影石 2005/03/11 22:35 (=影石先生は都立高校の教師の方です) 長尾先生、お疲れ様でした(笑)。 うちも本日卒業式だったんだけど、やっぱり校門前で三人の男性がビラ配りをやっていましたよ。 ところで、うちの学校の場合、校門の前の道が狭くて、学校の前を通る人が、校内に入る保護者なのか、単なる通りがかりの人なのか、すぐには区別がすることができないんですよね。 それで、その人達は、一人でも多くの人にビラを見てもらいたいからか、とりあえずそれらしい人には皆にビラを渡そうとするんですが、単なる通りがかりの人は(特に若い女性)、あからさまにビラを拒絶して、それこそ逃げるようにして通り過ぎてゆこうとするんですよ。 「あんな風にむさい男が三人で道をふさぐようにして立っていれば、警戒心を抱かれるっていうのがわからないのかねぇ」と、見ていた組合員の先生まで呆れる始末。 こういうセンスの悪さはビラの文面にも表れているので、ここでその一部を紹介しましょう。 「『君が代』は現代用語に直すと『天皇の国』という題名になります。だから『君が代』を歌えと強制するのは、天皇の写真に敬礼させ、天皇万歳を叫ばせて子どもたちを戦場に送り出していった、かつての学校を想起させるのです。 しかも昔の話ではなくなっています。アメリカ軍によって10万人以上の人々が殺されたイラク戦争が続いています。そこに武器を持った自衛隊が派遣されています。日本の経済界(大金持ちの集まり)も憲法9条を変えろと言い始めました。アメリカ陸軍の司令部を神奈川県に移すことや、自衛隊がアメリカ軍と一緒に動く体制にする計画も進められています。政府は本気で日本を『戦争をする国』に変えようとしています。」 去年の新聞広告の時にも書いたことですが、このように大衆の心に届くものを持っていないことは、組合の体質の致命的な弱点のように思えます。 そう言えば、困難校に勤務している頃、入学式になると、改造制服を販売している業者が、校門前で盛んにビラ配りをしていたことを思い出します。 「学校の決めたことになど従う必要ない」という主張に関しては彼らと一緒かも知れませんな(笑)。 ======================== ◆11285 私も不愉快 元塾屋@便乗 2005/03/12 00:03 男性 公務員 40歳 AB型 北海道 (=塾ちゃんは北海道で教師をされています。ね、塾ちゃん) 北海道の北の果て、この地はまだまだ日教組の力が強い。そして僻地等級最下位の学校に組合の「闘士」のような先生はいつのまにか定着しているし、同様に初任者もこういう学校に赴任することがほとんどだ。 これがどうも国旗国歌反対を唱える教員が絶えない原因のひとつであるようだ。指導教官は職務上必ず初任者配属校に配されるので、自分も現在の学校に派遣された訳だが、教委が自分の配属校を現在の学校に決めた理由もどうも「そういうことらしい」と推察した。 教育委員会の方からは「一人前の教員としての能力はもとより、社会人としての常識を初任者には徹底的に指導して欲しい」と言われた。 赴任が決定したとき、(前任校の)仲の良かった教員二人が飲みに誘ってくれた。彼ら曰く「先生が来て、入学式・卒業式で国歌を歌ってくれてから本当に助かりました」という。 「そうそう、俺たちも組合に入っているから堂々と歌えなかった。組合に入って いるのも政治的なイデオロギーとかに共鳴したという訳じゃないけど、国歌斉唱の時は他の先生に遠慮して堂々と歌えなかったんだよ」とも言っていた。 思えば前任校に赴任してすぐの職員会議、国旗国歌に反対する先生の「独演会」が始まった。その先生はその中で「みんな歌ってないじゃないか。あれじゃ、ただのピアノの演奏会だ」とも言っていた。それでも国歌斉唱は実施されることになり総練習を迎えた。 「誰も歌わないのならオレだけは歌うぞ」と『何も知らないバカのふり』をして 大声で国歌を歌った。生徒が何名か『誰だ』という表情でこちらを見ていた。構わずに最後まで歌った。 さて当日、式が始まり全員が起立。すると生徒の整列指導に行っていた教員が数名、私の傍にするすると寄ってきた。そして国歌斉唱。職員の列で異様なほどでかい声で国歌を歌う教員のグループが出来上がった。 その後、式の度に国歌斉唱をする教員が増えていった。前任校で私が迎えた最後の卒業式。 その練習のとき組合に入っているからか、建前で「ピアノの伴奏は嫌です」と言っ ていた音楽科の教員が歌の練習が終わった後いきなり私に「先生、今の歌は何点ですか?」と聞いてきた。咄嗟に私は「40点ぐらいですね」と答えた。するとその音楽科の教員は頷いてから「国歌はできるだけ大きな声で歌った方がいいと僕は思います。 暗く歌うと暗い曲に、元気に歌うと元気な曲になるんです。」と生徒に言った。 「ああ、こいつもか」と私は思った。 式が始まり、国歌斉唱が始まった。練習の時とはうってかわり、信じられないぐらいの声量のユニゾンが体育館に響いた。特にサッカー部の生徒たちが後ろに手を回し大きな声で歌っている。多分、気分は国立競技場の日本代表なのだろう。その後の校歌、式歌とも体育館が割れんばかりの声量に包まれた。後に多くの人から「あの卒業式は良かった」と言われた。新任校の校長も「素晴らしい卒業式だとみんな言っているね」と私に語った。 なんのことはない、ほとんどの教員は「声の大きな人」に遠慮しているだけで国歌斉唱と国旗掲揚を問題視してはいないということが次第に分かってきた。 さて件の飲み会のとき一人が「○○先生のいる学校に行くことになるんですよね。あの先生とは前任校が一緒で、日の君問題の職員会議で私が別に構わないんじゃないかと言っただけで私のことを『お前は右翼だ』と罵ったんですよ」と言った。「そりゃまた、強烈な人と一緒に仕事をすることになったもんだ」と思った。 赴任して直ぐの職員会議、早速その教員と組合の分会長でもある3年生の担任教師の二人が「国旗の掲揚なんてとんでもない」「入学式は新入生のためにある。国歌斉唱なんてする必要はない」などと立て続けに発言した。そして一方的な発言を止めようとしない。 初めての光景に初任者の目は点になっている。一通り発言が終わったあと私は 手を挙げてこう言った。「我々は公務員であり、行政職なのだから『法の執行者』としての義務がある。国旗・国歌の取り扱いは学習指導要領に則って行わなければならない。 よって原案通りに実施するべきだと思う」と言うと、反対派の二人は顔色を失っ た。管理職では無く、どこの馬の骨だか分からない民間出身の初任者指導教官からこういう意見が出るのが意外だったと見える。彼らの理屈にひとつひとつ丁寧に反論した。 しまいには一人が「学習指導要領には法的根拠は無い。国旗国歌法だって多くの意見を無視して勝手に決められた」などと全く非常識な発言をした。反論しようとしたらすぐさま教頭が「それは公の席では言わないほうが良い」と諌めた。 昨年まで日教組の忠実な闘士であった教頭は勉強していた(痛い目にあった?)のか、その意見が実は論理的に破綻していることを知っていたのだろう。ただ疑って考えると私に反論させないためにすぐさま諌めたように見えたのも確かだが…。 結局、国旗は壇上に掲げられたが、国歌は音割れのひどいテープをハンディのラジカセをマイクに近づけて流すという方法を取った。来賓と私、そして初任者ともうひとりの教員だけが歌っていた。そして式の後の記念写真の撮影のときに父母や来賓がいる前で壇上の国旗を力任せに引き摺り下ろす教員がいた。国旗掲揚に反対していた教員のひとりが「だから最初から掲げなきゃ良かったんだよ」と吐き捨てるように叫んだ。 数名の父母が訝しそうにその教員の顔を見ていた。 パート2へ続く。 文字数で載せきれない為、明日また残りを載せようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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